
https://news.yahoo.co.jp/articles/32539015cf0ac0288b3c417cc195159b5b1ea3e5
守田が提言を理由に代表から外れることがあってはならない

その後、4日に帰国した森保監督は守田の発言について言及。「全ての起こり得る局面を全部細かく伝えることができるかと言うと、いろいろな局面がサッカーでは起こるし、1回として同じ局面はない。全ての局面に対応できるようにコンセプトは積み上げていけている」などと語った。
サッカー界で反響が広がる中で、守田は自身のX(旧ツイッター)で改めて発言の意図を説明。「半ば諦めてる人もいるように見えるし、そう感じる時がある。僕は違う、言いづらいことも発言するし、その責任も同じように持ってる。だから全くあの発言に後悔はない」と強い覚悟を示した。
前園氏は守田の発言について「選手は自分たちが考えていることを口に出さないといけないです。DF冨安健洋(アーセナル)もそうですが、彼らは世界トップの戦術で普段試合をしています。日本サッカーもそこで戦っていかないといけないと思います。彼らの発信がすごく重要になります」と指摘する。
そして守田がこのタイミングで提言した背景を「今回のアジアカップで8強敗退というのは、世界で勝っていくことを目指す中で、選手としても大きな失望だったと思います。選手たちも自信を持っていたと思いますが、自分たちのやり方を考えなきゃいけないと思ったはずです」と分析した。
また、守田の発言が物議を醸したことから、ファンやサポーターからは「干されるのでは」と今後の代表活動に影響が出ることが懸念されている。前園氏は「そんなことをやっていたら、日本のレベルが疑われます。それを批判と取るような監督だったら寂しいですね。明白な結果が出て、それを選手が口にしたということは重要です。それで干すとか干さないとかになってはいけないです」。守田が提言を理由に代表から外れることがあってはならないと強調した。
