
現在プレミアリーグで10勝9分7敗という成績を収め、7位につけているブライトン。初優勝を狙うFAカップでは、先月27日に開催された4回戦でシェフィールド・ユナイテッドを5-2で下し5回戦進出を決めた。ここまでクラブの攻撃陣を牽引し、公式戦26試合出場で3ゴール6アシストを記録している日本代表MF三笘薫を負傷で欠くなか、指揮官であるロベルト・デ・ゼルビ監督はキャプテンを務めるルイス・ダンクらを起用。敵地での勝利を目指す。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 1-0 ブライトン
【得点者】
1-0 2分 マリオ・レミナ(ウルヴァーハンプトン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb73ee717496155dafd6ac2fb789d4b7eecb5bb7
ウルブスに敗れたブライトン

リードを許したブライトンは、27分にターンから中盤で前を向いたファクンド・ブオナノッテがドリブルで持ち運ぶ。左サイドの大外から駆け上がってきたペルビス・エストゥピニャンにパスを送ると、サポートに入ったシモン・アディングラを経由してボックス手前のヤクブ・モデルに繋ぐ。しかし、左足からダイレクトで放たれたシュートは、わずかに枠から外れてしまい得点には至らなかった。
さらに、攻勢を強めるブライトンは38分に得意のポゼッションでウルブスのプレスを打開。長い距離を持ち運んだイゴール・ジュリオが、ペナルティエリア左角で待つエストゥピニャンに繋ぐと、2人のパス交換から左足で鋭いクロスを蹴り入れる。DFの間にポジションを取ったブオナノッテが頭で合わせたものの、ボールはゴールを捉えきれなかった。
1点ビハインドで後半を迎えたブライトンだが、なかなか大きな決定機を作れない時間が続く。試合終盤にはパワープレーを敢行し、90+5分に右サイドでコーナーキックを獲得した際には、GKジェイソン・スティールも相手ゴール前へと向かう。すると、パスカル・グロスの放ったボールにダンクが反応。競り勝って送ったボールの先に、フリーとなったスティールが待ち受ける。しかし、振り足はボールを捉えきれずに痛恨の空振りとなってしまった。