レアル・ソシエダは2月27日に行われたコパ・デル・レイ準決勝セカンドレグで、PK戦までもつれ込む死闘の末にマジョルカに敗れた。23日に行われたラ・リーガ第26節ビジャレアル戦も1-3で落としており、現在は公式戦2連敗を喫している。今節はセビージャの本拠地『ラモン・サンチェス・ピスファン』に乗り込む。今季に入って2度の監督交代を敢行するなどセビージャは低迷を続けていたが、3人目の指揮官であるキケ・サンチェス・フローレス監督の下で徐々に調子を上向かせつつある。前節は最終的には0-1で敗れたとはいえ、首位を走るレアル・マドリードを終盤まで無失点に抑えていた。
ミッドウィークにチャンピオンズリーグ(CL)の戦いを控えるレアル・ソシエダは、久保建英を筆頭にロビン・ル・ノルマン、ミケル・メリーノ、ミケル・オヤルサバルらの主力をベンチスタートとした。一方、セビージャはセルヒオ・ラモス、ヘスス・ナバス、ユセフ・エン・ネシリらが先発に名を連ねている。
【スコア】
セビージャ 3-2 レアル・ソシエダ
【得点者】
1-0 11分 ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)
2-0 13分 ユセフ・エン・ネシリ(セビージャ)
2-1 45+5分 アンドレ・シルヴァ(PK/レアル・ソシエダ)
3-1 65分 セルヒオ・ラモス(セビージャ)
3-2 90+2分 ブライス・メンデス(レアル・ソシエダ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/33048783f64854fbc0ac6872d53f880ceeede1aa
ソシエダ、公式戦3連敗でPSG戦へ
🇪🇸試合結果🇪🇸
久保建英ら主力温存のソシエダ、公式戦3連敗でPSG戦へ…セビージャが3戦ぶり白星https://t.co/47nk32ddMY🗣️編集部より
「エン・ネシリ2発にセルヒオ・ラモスの得点により、セビージャはホーム戦に限定すると2連勝。レアル・ソシエダは国王杯のPK負けを敗戦とみなすとこれで3連敗です」 pic.twitter.com/42VtFu81OV— サッカーキング (@SoccerKingJP) March 2, 2024
勢いに乗るセビージャは続く13分、大きく蹴ったゴールキックを敵陣でヘッドで繋いでいくと、左サイドへ流れたイサークがボックス左のスペースへスルーパスを送る。抜け出したエン・ネシリが左足で豪快な一撃を叩き込み、セビージャがわずか3分間でリードを2点とした。
主力が不在のレアル・ソシエダはシュートまで持ち込む場面こそ作れてはいるが、なかなかゴールネットを揺らすまでには至らない。するとこのまま前半終了かと思われたアディショナルタイム、キーラン・ティアニーが浮き球のボールをボックス内へ放り込むと、うまくコントロールしたアンドレ・シルヴァのファーストタッチがS・ラモスの手に当たる。ハンドと判定され、レアル・ソシエダにPKが与えられた。このPKをA・シルヴァ自身がGKの逆を突くゴール右下に沈め、レアル・ソシエダがリードを縮めてハーフタイムに突入した。
後半に入るとこう着したまま時計の針が進んだが、セビージャは65分、スソの蹴った左コーナーキックが右サイドへ流れると、セカンドボールを拾ったオリベル・トーレスが右足でクロスボールを送る。ボックス内へ走り込んだS・ラモスは肩のような位置に当てると、ボールはゴール左隅に吸い込まれ、セビージャが再びリードを2点に広げた。
レアル・ソシエダは後半アディショナルタイム、途中出場のブライス・メンデスが放ったミドルシュートがハンドを誘ってフリーキックを獲得すると、B・メンデス自らキッカーを担当。無回転の一撃を叩き込み、1点を返したが、反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎えた。
ホームで3得点を挙げたセビージャが、ラ・リーガ3試合ぶりの白星を飾った。ホームゲームに限定すると連勝を記録している。一方、レアル・ソシエダは最後まで波に乗り切れなかった。公式記録においてPK戦での敗北はドロー扱いとなるものの、コパ・デル・レイ敗退を1つの敗北とみなすと、これで公式戦3連敗に。久保は出番がなかった。
コメント
もうむりポ
久保ベンチ「どうなるかなぁ」
サディクスタメン「あ、いいや」
右IHにブラメンじゃなくて右利きのザハリャン置いた方が久保に展開しやすくなって絶対強いと思う