スタッド・ランス、86分に勝ち越し弾献上でモンペリエから敗戦…伊東純也と中村敬斗は先発でプレー | footcalcio

スタッド・ランス、86分に勝ち越し弾献上でモンペリエから敗戦…伊東純也と中村敬斗は先発でプレー

伊東純也中村敬斗

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リーグ・アン第30節が21日に行われ、スタッド・ランスとモンペリエが対戦した。

ここまで29試合を消化したリーグ・アンで11勝7分11敗を記録し、勝ち点「40」の8位につけているスタッド・ランス。先にキックオフを迎えたレンヌが勝利したため暫定的に9位となっている同クラブは、前節ストラスブール戦で痛恨の逆転負けを喫しており、直近のリーグ戦で3試合未勝利と苦しい時期が続いている。2戦連発がかかる日本代表FW中村敬斗と2戦連続でのアシストがかかる同国代表MF伊東純也は、ともに先発に名を連ねた。

【スコア】

スタッド・ランス 1-2 モンペリエ

【得点者】

0-1 26分 モディボ・サニャン(モンペリエ)

1-1 66分 エマニュエル・アグバドゥ(スタッド・ランス)

1-2 86分 ムーサ・アッ・タアマリー(モンペリエ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/99ee7f07df0241a1bde3dcdf84ea87a6ca8b9e43

モンペリエ戦に先発した中村敬斗

試合は、序盤からアウェイのモンペリエがボールを支配する。一方のスタッド・ランスは、6分に中盤の右サイドでボールを持った伊東がスピードに乗ったドリブルで3人を突破。バイタルエリアに運んでボックス内にパスを送ると、相手にカットされたこぼれ球を拾ったテレンス・コウドウがクロスを送る。ゴール前にポジションを取った伊東がオーバーヘッドで合わせるが、シュートはミートできずに枠を外れた。

すると、26分にセットプレーからモンペリエがスコアを動かす。右サイドでコーナーキックを獲得し、ショートパスからジョリス・ショタールが右足でクロスを供給。競り勝ったモディボ・サニャンが頭で合わせるが、シュートはGKイェヴァン・ディウフが右手一本で弾き出す。しかし、ビッグセーブかと思われた場面だったが、ゴールライン・テクノロジーにより得点が認められ、モンペリエが敵地で先制に成功した。

そんななか、39分に中村がビッグチャンスを作り出す。スタッド・ランスがテンポの良いパスワークで左サイドを打開し、ボックス左角にポジションを取った中村へとボールが渡る。鋭い切り返しで左足に持ち替えながら縦に突破し、ペナルティエリア内に運んでクロスを送ると、ゴール前で待ち受けていたマーシャル・ムネツィが頭で反応。強烈なヘディングを放つが、GKに防がれてしまった。

リードを奪われながら後半に突入したスタッド・ランスだったが、なかなか攻撃の糸口を探りきれない時間が続く。57分には2枚替えを行い、左サイドで先発した中村はピッチを退いた。こう着状態が続くなか、61分にスタッド・ランスが相手を押し込み、左サイドの浅い位置でパスを受けたレダ・カドラがカットインからインスイングのクロスを送る。ニアサイドでムネツィがヘディングで合わせたものの、シュートは右ポストに嫌われた。

64分には、モンペリエのロングボールの処理を狙って飛び出したGKイェヴァン・ディウフがキックミス。大きなピンチを招いたが、ゴールカバーに入ったエマニュエル・アグバドゥが防ぐと、直後の66分に試合は振り出しに戻される。スタッド・ランスが左サイドでコーナーキックを獲得し、キッカーを務めたテディ・テウマがクロスを供給。左足から放たれたボールをアグバドゥが競り勝ち、頭でゴールに流し込んで同点に追いついた。

しかし、勝ち越し弾を奪ったのはモンペリエだった。スタッド・ランスがポゼッションしながらモンペリエを押し込み続けるなか、86分にロングカウンターが炸裂。自陣ボックス内でボールを奪い、パスを受けたテジ・サヴァニエが前線に長いボールを蹴り入れる。大きなスペースに走り込んだムーサ・アッ・タアマリーが、並走するマーカーをブロックしながらペナルティエリア内に侵入。左足で放ったシュートはゴールに吸い込まれ、再びモンペリエがリードを奪った。

結局、試合はそのまま2-1で終了し、モンペリエがリーグ戦2試合ぶりの白星を挙げた。

次節、スタッド・ランスは28日にアウェイでクレルモンと対戦。モンペリエは26日にホームでナントと対戦する。

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