5試合を残してブンデスリーガ初制覇を決めたレヴァークーゼンはその後も好調を維持。現時点で無敗優勝の可能性を残しているほか、全公式戦での無敗記録を「47」まで伸ばしている。今節は6位フランクフルトの本拠地に乗り込んでの一戦。リーグ戦3試合ぶりの白星を飾り、無敗優勝へさらに近づくことはできるだろうか。なお、今シーズン限りでの現役引退を発表したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠はメンバー外となっている。
【スコア】
フランクフルト 1-5 レヴァークーゼン
【得点者】
0-1 12分 グラニト・ジャカ(レヴァークーゼン)
1-1 32分 ウーゴ・エキティケ(フランクフルト)
1-2 44分 パトリック・シック(レヴァークーゼン)
1-3 58分 エセキエル・パラシオス(PK/レヴァークーゼン)
1-4 77分 ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
1-5 89分 ヴィクター・ボニフェイス(PK/レヴァークーゼン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc72c530cc199021645cd6d8c3f076a0d2d03bbe
レヴァークーゼンがフランクフルトに5発快勝!
🇩🇪試合結果🇩🇪
レヴァークーゼンが無敗継続! “ジャカ砲”皮切りに5得点…フランクフルト下し3戦ぶり白星https://t.co/9EI2jqBw3r🗣️編集部より
「ヴィルツやグリマルドが欠場したレヴァークーゼンはフランクフルト相手に5-1の快勝。シーズン開幕から続く公式戦の無敗記録を『48』に伸ばしました」 pic.twitter.com/TE4WIvSdhx— サッカーキング (@SoccerKingJP) May 5, 2024
先制後も試合を優位に進めていたレヴァークーゼンだが、32分に一瞬の隙を突かれて同点ゴールを献上。左のショートコーナーからファレス・シャイビにボールが渡り、右足の精度の高いクロスがDFラインの背後へ送られる。これに反応したウーゴ・エキティケがヘディングシュートを突き刺し、試合は振り出しに戻った。レヴァークーゼンは失点後からミスが目立つようになり、いくつかフランクフルトにチャンスを作られる。
44分、レヴァークーゼンはネイサン・テラの果敢な飛び出しでチャンスを作ると、ボックス内左でこぼれ球を拾ったアダム・フロジェクが中央へ折り返し、パトリック・シックが頭で合わせる。このシュートがGKの手を弾きつつもネットを揺らし、勝ち越しに成功した。前半はこのまま1-2で終了する。
後半開始早々の46分、フランクフルトは敵陣内でジャカからボールを奪ってショートカウンターを発動。最後はボックス内左のシャイビがシュートを放つも、精度を欠いて同点ゴールとはならず。対するレヴァークーゼンは56分、アルトゥールが左からグラウンダーのクロスを送ると、ファーサイドに詰めたテラが相手DFに倒されPKを獲得。これをパラシオスが冷静に沈め、リードを2本に広げた。
その後は2点ビハインドのフランクフルトがボールを握る展開が続く。しかし、77分にスコアを動かしたのはまたもレヴァークーゼンだった。ヴィクター・ボニフェイスのポストプレーを受けたホフマンがダイレクトで左サイドのスペースへ展開し、駆け上がったフロジェクがグラウンダーで折り返す。これにジェレミー・フリンポンが合わせ、ダメ押しの4点目を決めた。
86分、左サイド深くへ抜け出したボニフェイスが対峙したDFの股を抜いて交わし、ゴール前へグラウンダーのクロスを供給。走り込んだフリンポンが倒され、レヴァークーゼンがこの試合2つ目のPKを獲得する。これをボニフェイスが沈め、リードを4点に広げた。試合はこのまま終了し、レヴァークーゼンは無敗優勝へまた一歩前進している。