今季のユトレヒトは10勝中、1点差の勝利が9回という勝負強さが際立ち、首位PSVと勝点5差の2位に付けている。11月25日、9位のNECはシュート本数(18本/10本)、ポゼッション率(62.5%/37.5%)の両方で圧倒しながら、ユトレヒトの堅い牙城を崩し切れず、1-2で惜敗した。
この試合で日本代表ストライカー、小川航基は3本のシュートを撃ったものの、ことごとくブロックされてしまい不発に終わった。それでもMF佐野航大が「今日の航基くんは空中戦で全部勝っていたと思う」と語るほど、DFマイク・ファン・デン・ホールンとの競り合いで優位に立っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c6a5f841e0373e003296b7a4e35be71cb6b014
この試合で日本代表ストライカー、小川航基は3本のシュートを撃ったものの、ことごとくブロックされてしまい不発に終わった。それでもMF佐野航大が「今日の航基くんは空中戦で全部勝っていたと思う」と語るほど、DFマイク・ファン・デン・ホールンとの競り合いで優位に立っていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c6a5f841e0373e003296b7a4e35be71cb6b014
現在5得点。12月のゴールラッシュなるか
🇯🇵 #日本代表 🇯🇵
— サッカーダイジェスト (@weeklysd) November 26, 2024
🎌海外日本人🎌
「冬のステップアップ移籍を狙ってる?」気になる問いにNEC小川航基が即答! 日本代表の新エース候補に躍り出た男が大胆に目ざす“前半戦11ゴール”【現地発】https://t.co/GaQeIevkMv
ユトレヒト戦での自身の出来を、小川はこう振り返る。
「ロングボールや競り合いのところでは勝っていたと思う。それを味方に付けるというところは地味なように見えるけれど、すごく大事なポイントです。下を向く必要のない出来だったけど、満足できるような内容でもなかった。次、ビッグマッチが待っている。そこでしっかり自分の存在感を出したい」
ビッグマッチとは、12月1日に予定されているアヤックスとのホームゲームのこと。オランダに来て2季目のシーズンを迎える小川はビッグクラブ(アヤックス、フェイエノールト、PSV)相手の初ゴールを虎視眈々と狙っている。
もうひとつ、小川が狙っているものがある。それは「前半戦で11ゴールを決める」ということ。昨季の小川はオランダリーグで11ゴールを叩き込んだ。それと同じ数のゴールを年内で達成しようという心意気なのだ。
この「11ゴール」というスタッツは昨季、マグヌス・マットソンが開幕19試合で記録したゴール数に並ぶものだ。元U21デンマーク代表の攻撃的MFは瞬く間に冬の移籍市場でコペンハーゲンにステップアップし、チャンピオンズリーグ出場の夢を叶えた。つまり、小川の設定した「前半戦11ゴール」という目標には、「冬の移籍市場でステップアップする」という目標も隠されている。
―ずばり冬の移籍を狙ってますね?
「もちろん。オランダリーグというのはステップアップリーグだと思う。そのためにも得点数を伸ばしていきたい」
―昨季の冬の市場でマットソンがコペンハーゲンに移籍しましたよね?
「そうですね。彼は前期で11得点取った。僕もしっかり得点数を伸ばしたい」
―冬、加入したMFチャロン・シェリーも半年でアントワープに移籍しました。
「彼も活躍しているみたいですね」
半シーズンで与えるインパクトが大きければ、NECからステップアップできる。そのことを昨季、小川は「今年残り4試合で11ゴールを達成したい」と力を込める。
ここまで小川は5ゴール。あと6ゴールの上積みが必要だ。しかし、NECの公式戦3試合で5ゴールを固め取りしてから日本代表に合流し、そこでも2ゴールを記録するなど、最近の活躍は目覚ましいだけに、12月のゴールラッシュに期待したい。
11月の日本代表シリーズに関し、小川は「行く前から『本当に大きな遠征になる。自分にとってひとつの分岐点にもなりえる』と思ってました。大満足かというとそうでもないところもありますが、少なくとも得点という結果を残すことができました。ただ代表は代表、クラブはクラブ。一喜一憂せず、しっかりクラブで結果を出さないと、次の3月の代表に呼ばれないと思う」と語った。
キャップ数9で9ゴール。44分に1ゴールというハイペースでゴールを決めている。
「代表戦では4-0、5-0とかになったりすることもあり、そのなかで相手も諦めムードになってスペースができる――というのも正直言ってある。でも、そのなかでもゴールを決めて結果を出すことが大事なので、前向きな数字だと思います。『俺が点を取る』というイメージを監督、チームスタッフの皆さんにも持ってもらえれば『アイツを使えば点を取るんじゃないか』と思ってもらえる。そこで、自分の一番のストロングポイント(=ゴールをねじ込む)としてやれている」
だが、点差の離れた試合で途中からピッチに入ると、すでに「このまま試合をコントロールして終わらせようぜ」というムードがあったりするはず。そのなかでゴールを挙げるのは意外と大変なのでは?
「そうですね。暑さもあったりしますしね。前の選手たちには『点を取りに行きたい』という思いがあるけれど、後ろの選手たちは『4-0で勝ってるし、ちょっと落ち着きたい』という気持ちがあることも分かる。そこのバランスは難しいけれど、僕自身、空気を読めるタイプじゃないのでね(笑)。得点を取りに行った結果、こういう数字につながっていると思います」
まだ小川が「代表キャップ1」の選手に留まっていた昨季前半戦、「僕を代表に呼んでもらえればゴールを取る自信はある」と思いの丈を口にしていた。今年3月、北朝鮮戦でたった9分だけ出場したのが小川の2回目のキャップ。小川にとって6年ぶりの代表ゴールは6月の対ミャンマー戦。そこから半年弱の間で6ゴールを固め取りし、新エース候補に名乗り出た。これほどの有言実行はない。
「フォワードは点を取るか、取れないか、(で評価されるので)分かりやすい。『点を取ればいいでしょう』というところに醍醐味のあるポジションなんで、これからも点を取っていきます!」
「ロングボールや競り合いのところでは勝っていたと思う。それを味方に付けるというところは地味なように見えるけれど、すごく大事なポイントです。下を向く必要のない出来だったけど、満足できるような内容でもなかった。次、ビッグマッチが待っている。そこでしっかり自分の存在感を出したい」
ビッグマッチとは、12月1日に予定されているアヤックスとのホームゲームのこと。オランダに来て2季目のシーズンを迎える小川はビッグクラブ(アヤックス、フェイエノールト、PSV)相手の初ゴールを虎視眈々と狙っている。
もうひとつ、小川が狙っているものがある。それは「前半戦で11ゴールを決める」ということ。昨季の小川はオランダリーグで11ゴールを叩き込んだ。それと同じ数のゴールを年内で達成しようという心意気なのだ。
この「11ゴール」というスタッツは昨季、マグヌス・マットソンが開幕19試合で記録したゴール数に並ぶものだ。元U21デンマーク代表の攻撃的MFは瞬く間に冬の移籍市場でコペンハーゲンにステップアップし、チャンピオンズリーグ出場の夢を叶えた。つまり、小川の設定した「前半戦11ゴール」という目標には、「冬の移籍市場でステップアップする」という目標も隠されている。
―ずばり冬の移籍を狙ってますね?
「もちろん。オランダリーグというのはステップアップリーグだと思う。そのためにも得点数を伸ばしていきたい」
―昨季の冬の市場でマットソンがコペンハーゲンに移籍しましたよね?
「そうですね。彼は前期で11得点取った。僕もしっかり得点数を伸ばしたい」
―冬、加入したMFチャロン・シェリーも半年でアントワープに移籍しました。
「彼も活躍しているみたいですね」
半シーズンで与えるインパクトが大きければ、NECからステップアップできる。そのことを昨季、小川は「今年残り4試合で11ゴールを達成したい」と力を込める。
ここまで小川は5ゴール。あと6ゴールの上積みが必要だ。しかし、NECの公式戦3試合で5ゴールを固め取りしてから日本代表に合流し、そこでも2ゴールを記録するなど、最近の活躍は目覚ましいだけに、12月のゴールラッシュに期待したい。
11月の日本代表シリーズに関し、小川は「行く前から『本当に大きな遠征になる。自分にとってひとつの分岐点にもなりえる』と思ってました。大満足かというとそうでもないところもありますが、少なくとも得点という結果を残すことができました。ただ代表は代表、クラブはクラブ。一喜一憂せず、しっかりクラブで結果を出さないと、次の3月の代表に呼ばれないと思う」と語った。
キャップ数9で9ゴール。44分に1ゴールというハイペースでゴールを決めている。
「代表戦では4-0、5-0とかになったりすることもあり、そのなかで相手も諦めムードになってスペースができる――というのも正直言ってある。でも、そのなかでもゴールを決めて結果を出すことが大事なので、前向きな数字だと思います。『俺が点を取る』というイメージを監督、チームスタッフの皆さんにも持ってもらえれば『アイツを使えば点を取るんじゃないか』と思ってもらえる。そこで、自分の一番のストロングポイント(=ゴールをねじ込む)としてやれている」
だが、点差の離れた試合で途中からピッチに入ると、すでに「このまま試合をコントロールして終わらせようぜ」というムードがあったりするはず。そのなかでゴールを挙げるのは意外と大変なのでは?
「そうですね。暑さもあったりしますしね。前の選手たちには『点を取りに行きたい』という思いがあるけれど、後ろの選手たちは『4-0で勝ってるし、ちょっと落ち着きたい』という気持ちがあることも分かる。そこのバランスは難しいけれど、僕自身、空気を読めるタイプじゃないのでね(笑)。得点を取りに行った結果、こういう数字につながっていると思います」
まだ小川が「代表キャップ1」の選手に留まっていた昨季前半戦、「僕を代表に呼んでもらえればゴールを取る自信はある」と思いの丈を口にしていた。今年3月、北朝鮮戦でたった9分だけ出場したのが小川の2回目のキャップ。小川にとって6年ぶりの代表ゴールは6月の対ミャンマー戦。そこから半年弱の間で6ゴールを固め取りし、新エース候補に名乗り出た。これほどの有言実行はない。
「フォワードは点を取るか、取れないか、(で評価されるので)分かりやすい。『点を取ればいいでしょう』というところに醍醐味のあるポジションなんで、これからも点を取っていきます!」
コメント
ステップアップ先がアントワープやコペンハーゲンなのか…
ブンデス1部下位あたり取ってくれんかな
小川はでるだけ支配率の高いクラブの方が良さが出ると思うけどな
こういうの言わんほうが良い。日本向けメディアであっても向こうに知られるんだから。
現地サポからしたら「ここは踏み台です」って言われたようなもん。
現金化するから良いかもしれんが、ドライな関係で、情も湧かんし、感謝もされない。