吉田麻也の所属するシャルケは5日、ブンデスリーガ第13節でブレーメンと対戦し1-2で敗戦した。吉田はフル出場している。
公式戦7連敗中で最下位に沈むシャルケが、9位ブレーメンの本拠地ヴェーザーシュタディオンに乗り込んだ一戦。前節フライブルクに完敗したシャルケは、その試合から先発を2人変更。吉田はマトリシアニとのセンターバックコンビで先発に名を連ねた。
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シャルケ、8連敗…アウェイ未勝利がついにブンデス記録に並ぶ
立ち上がりから攻勢に出るシャルケは16分、左クロスをカラマンがボックス内で競り合うと、こぼれ球をペナルティアーク内のクラルがダイレクトシュート。相手DFにディフレクトしたボールがゴール右に吸い込まれたが、その前のプレーでカラマンがオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。
その後は一進一退の展開が続いたが、シャルケは30分に失点する。グルエフのサイドチェンジで右サイドを抜け出したヴァイザーがボックス右深くまで切り込み折り返すと、走り込んだフュルクルクがワンタッチシュートをゴールに突き刺した。
先制を許したシャルケは、38分にモールの右クロスからテローデがヘディングシュートで合わせたが、これは左ポストを直撃。結局、1点のビハインドで前半を終えた。
後半は膠着状態が続く中、シャルケは76分に再び失点する。ヴァイザーのロングパスでDFの裏に抜け出したドゥクシュが飛び出したGKの確認しチップキックのシュートを放つと、戻りながらの対応となった吉田が懸命に足を伸ばしたが、クリアし切れずにゴールネットに吸い込まれた。
2点差を追うシャルケは89分、中盤からのロングパスをボックス内で競り合ったポルターが落とすと、最後はドレクスラーが右足でゴールに流し込み1点を返したが、反撃はここまで。シャルケはレイス体制での初勝利を逃し8連敗を喫している。