
プレミアリーグ第15節が6日に行われ、チェルシーとアーセナルが対戦した。
前節終了時点で首位に立っていたアーセナルは、オレクサンドル・ジンチェンコがスタメンに復帰。しかし、ヨーロッパリーグのチューリッヒ戦でハムストリングを負傷した日本代表DF冨安健洋は、ベンチメンバーからも外れた。一方、リーグ戦で3戦未勝利の6位チェルシーは、古巣対戦のピエール・エメリク・オーバメヤンらが先発。ケパ・アリサバラガやベン・チルウェルは負傷欠場となった。
【スコア】
チェルシー 0-1 アーセナル
【得点者】
0-1 63分 ガブリエウ・マガリャンイス(アーセナル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2c84144994dd45e589040fa974b5fb43a3b8814e
アーセナルが首位キープ

序盤15分は、アーセナルが積極的なハイプレスで試合を支配し、一方的に押し込む展開となる。アウェイチームは何度か相手のゴールを脅かしたものの、シュートを枠に飛ばすことはできない。苦しい時間帯を耐えたチェルシーは、徐々にアーセナルの背後を突く場面を作り出すが、こちらも決定的なチャンスにまでは至らない。前半はゴールが生まれず、0-0で折り返す。
後半も拮抗したせめぎ合いが続くなか、63分に試合の均衡が破れる。ブカヨ・サカが右コーナーキックから、低く鋭いインスイングのボールを供給。ゴール前の密集を通り抜けると、ゴール前のガブリエウ・マガリャンイスが合わせて押し込んだ。
追いかける展開となったチェルシーのグレアム・ポッター監督は、人を変えて同点を目指す。投入されたアルマンド・ブロヤが強引な仕掛けを見せるなどゴールに迫る姿勢は見せるものの、アーセナルの集中した守りを崩せず、フィニッシュにまでは持ち込むことができない。
チェルシーの反撃は及ばず、試合はこのまま終了。アーセナルがリーグ戦2連勝で首位をキープした。チェルシーは2連敗で4戦未勝利となった。