ドイツ1部のボルシアMGへの加入が決まった高校NO・1ストライカーの鹿児島・神村学園FW福田師王(しおう、3年)の入団内定記者会見が20日、鹿児島・いちき串木野市の同校で行われ、早期のトップチームデビューを誓った。
当面はU23のチームでプレーする予定だが、「早くトップチームでデビューして、勝利に貢献できるように頑張っていきたい」と意気込んだ。入団を控えて「ワクワクしています。早く挑戦したい」と気持ちを高ぶらせた。
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ドイツ1部・ボルシアMGへの加入が決まり、入団内定会見でユニホームを着て意気込む鹿児島・神村学園FW福田師王
今年、飛び級でU19日本代表候補にも選出された福田を巡っては、複数のJクラブが獲得に乗り出していた。海外チームではバイエルン・ミュンヘンやボルシアMGなど複数クラブの練習にも参加。その中で、ボルシアMGと、J10クラブから獲得オファーがあった。
元々海外志向が強く、ボルシアMGの練習に参加した際には、日本代表DF板倉滉、DF吉田麻也と食事をする機会があり、ドイツ行きに心を動かされたという。吉田からは「『今すぐ来い』と言われ、覚悟を決めた」と話し、板倉からは「『早い段階で来たら成長できる。いいクラブ』と言われたので選びました」と決断への経緯を明かした。
24年パリオリンピック(五輪)、26年ワールドカップ(米国、カナダ、メキシコの3カ国共催)への期待もかかる。次のW杯出場へ意欲満々で「4年後、自分が出て日本を勝たせたい。この先の4年間を大切にしていきたい」と引き締めた。