
タレント軍団の夢は、ドイツの巨人に打ち砕かれた。
現地時間3月8日に開催されたチャンピオンズリーグのラウンド16第2レグで、パリ・サンジェルマンはバイエルン・ミュンヘンと敵地で対戦。0-1で落とした第1レグから巻き返しを目ざすも、頼みのリオネル・メッシとキリアン・エムバペが不発に終わるなど攻撃陣が沈黙。逆に2点を奪われ、2戦合計0-3の完敗で、昨シーズンに続いて16強止まりとなった。
【スコア】
バイエルン 2-0(2戦合計:3-0) パリ・サンジェルマン
【得点者】
1-0 61分 エリック・マキシム・チュポ・モティング(バイエルン)
2-0 89分 セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8de85864e63feac2edd7da019555152680123d6e
バイエルンに2戦合計0-3で完敗

ファンから嘆きの声が上がるなか、バイエルン・ミュンヘンOBの元イングランド代表MFオーウェン・ハーグリーブス氏は、フランス王者をバッサリと切り捨てた。英公共放送『BBC』によれば、『BT Sport』でこう発言している。
「PSGには優秀な個人がたくさんいる。チームではない。残念なことだ。素晴らしい選手をたくさん集めたのに、どちらかというと後退している」
パリSGは悲願の欧州制覇を目ざし、一昨夏にメッシ、セルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマとビッグネームを次々に補強。既存のエムバペやネイマールらと合わせ、超強力スカッドを完成させたが、ここ2年で結果は出せず。メッシの退団も取り沙汰されており、“新・銀河系軍団”解体の時が近付いているのかもしれない。