
3シーズンぶりのCL出場となったトッテナム。最後に出場した2019-20シーズンはラウンド16で敗退しており、決勝戦まで駒を進めた2018-19シーズン以来の好成績を狙う。対するミランは長らく欧州の舞台から離れていたものの、今季は9シーズンぶりのCLラウンド16進出。2月14日に行われたファーストレグはブラヒム・ディアスの決勝弾で1-0と先勝を飾っており、敵地で11シーズンぶりとなる準々決勝行きの切符を掴み取りたい。
【スコア】
トッテナム 0-0(2戦合計:0-1) ミラン
https://news.yahoo.co.jp/articles/464d4d982df9af9ecab569bf6b987090eaf0ba4d
“名門”が11シーズンぶりのCL準々決勝へ

この試合最初のビッグチャンスはミラン。19分、ペナルティエリア手前得たフリーキックで“サインプレー”を発動する。サンドロ・トナーリのパスを受けたジュニオール・メシアスが相手と入れ替わってボックス内侵入。フリーで右足を振ったものの、シュートは枠の外へ。
対するトッテナムは23分にソンがフィニッシュまで持ち込むシーンを作るも、相手のブロックに阻まれる。35分には内側のポジションをとったエメルソンが斜めのパスを送ると、ケインの折り返しがディフレクションしてゴール方向へ。ここはGKメニャンが足でセーブした。前半はこのままスコアレスで終了する。
後半に入るとミランが攻撃面で良い形を増やしていく。51分、J・メシアスとのパス交換からB・ディアスが強引にペナルティエリアへ侵入。右足で放ったシュートはGKフレイザー・フォースターに防がれる。67分にはレオンがテオ・エルナンデスとのワンツーで左サイドを前進。中央でB・ディアスが強引に足を振ったボールのこぼれ球をオリヴィエ・ジルーが狙ったが、ここもGKフォースターが立ちはだかった。
逆転での突破に向けてまず1点が欲しいトッテナムだったが、78分にアクシデント。テオの突破をスライディングで止めようとしたクリスティアン・ロメロに2枚目のイエローカードが提示され、残り時間を10人で戦うことに。後半アディショナルタイムにはセットプレーからケインがヘディングシュートを放ったが、GKメニャンに防がれ、同点とはならなかった。
試合はこのままタイムアップ。セカンドレグはスコアレスドローで終了し、2戦合計スコアでミランが11シーズンぶりの準々決勝に駒を進めた。一方、トッテナムは本拠地『トッテナム・ホットスパー・スタジアム』で最後まで逆転を狙ったものの、3シーズンぶりの8強入りとはならなかった。