https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef885cb6cdc7100f19b596e1f6a2d7483c94246
大幅に価値を高めた三苫とブライトン
1位:アーセナル +4億414万ユーロ(約622億円)
2位:ブライトン +2億8419万ユーロ(約438億円)
3位:ブレントフォード +2億910万ユーロ(約322億円)
4位:マンチェスター・シティ +1億9388万ユーロ(約299億円)
5位:リバプール +1億8015万ユーロ(約277億円)
16位:エバートン +2533万ユーロ(約39億円)
17位:シェフィールド・ユナイテッド -94万ユーロ(約1億4000万円)
18位:ウォルバーハンプトン -2432万ユーロ(約37億円)
19位:マンチェスター・ユナイテッド -1億3572万ユーロ(約209億円)
20位:チェルシー -1億4579万ユーロ(約225億円)
1位のアーセナルが、これほどの差額を生み出したのは、アカデミー上がりのブカヨ・サカが、現在では1億2000万ユーロ(約185億円)の市場価格を誇っていることが大きいが、他にもマルティン・ウーデゴー、ガブリエウ・マルチネッリ、ウィリアム・サリバらも飛躍的に自身の価値を高めていることも、同メディアは指摘している。
「ガンナーズ」に続いて2位につけたのは、何とブライトン。2022-23シーズンはロベルト・デ・ゼルビ監督の下で魅力的なサッカーを披露し、6位でクラブ史上初の欧州カップ出場権を得るなど、歴史的な1年を過ごした「シーガルズ」について、同メディアは以下のように綴っている。
「ブライトンとブレントフォードは、経営力の高いクラブとしてよく名前が挙がるが、それはこの数字を見れば誰の目にも明らかだ。ブライトンは、獲得総額わずか1億8600万ユーロ(約286億円)から4億7000万ユーロ(約724億円)とほぼ3倍に引き上げたが、これはアレクシス・マク・アリステルら所属選手の一部を売却した後の数字である」
「モイセス・カイセド、ペルビス・エストゥピニャン、そして三笘薫らは、格安で獲得された後、現在はカイセドが7500万ユーロ(約116億円)、エストゥピニャンと三笘には3200万ユーロ(約49億円)の価値がある」
下位に注目すると、差額がマイナスとなったのは4クラブだが、2022-23シーズンに無茶苦茶とも言える補強を敢行した挙句にリーグ12位&無冠という悲惨な結果に終わったチェルシーは、現在の選手を揃えるのに10億3000万ユーロ(約1586億円)を要するも、現在の価値は8億8670万ユーロ(約1366億円)となっている。なかでも、GKケパ・アリサバラガは2018年に8000万ユーロ(約123億円)でアスレティック・ビルバオから加入したが、現在の市場価格は“わずか”1800万ユーロ(約28億円)止まりである。
同メディアは、「スターの移籍金が法外なものとなっている現代のサッカーにおいては、才能ある選手を見つけて安価で契約する能力、あるいはアカデミーに若手選手を連れてくる能力が極めて重要だ。さもなければ、選手の価値に見合わない過剰な支払いを強いられ、結果、クラブの株価が下落してしまう」と綴っているが、ますます多くの金が動きそうな世界最高峰リーグは今後、いかなる様相を呈することになるだろうか。
コメント
選手の移籍は、株式投資みたいなってるし
選手の代理人会社もその利益を取ってるしな