日本代表、12日にトルコ戦…ドイツから中2日に長距離移動も 親善試合なのに強行軍のワケ | footcalcio

日本代表、12日にトルコ戦…ドイツから中2日に長距離移動も 親善試合なのに強行軍のワケ

ネタ・談話

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欧州遠征中のサッカー日本代表(FIFAランク20位)は、12日にトルコ代表(同41位)との国際親善試合キリンチャレンジ杯に臨む。4-1でドイツに完勝してから中2日、かつウォルフスブルクからヘンクまでバスと飛行機での移動が加わる強行軍。選手にとってはコンディション調整が簡単ではないスケジュールだ。

今回の国際Aマッチ期間は9月4日から12日まで。韓国代表やサウジアラビア代表は1試合目を7日や8日に設定。試合の間隔が3日以上空くようにスケジュールを組んでいる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/17f224eefd7c5f8369232325358719b773a1b040

週末のナイターがマッチメークの条件に

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今回の試合日程が中2日となったのは、ドイツ連盟による強い希望が背景にある。W杯カタール大会のリベンジマッチを持ちかけてきた際、スタジアムにサポーターを集められる週末のナイターがマッチメークの条件となっていた。日本協会の反町康治技術委員長は、負担が大きい行程になることも分かった上で「ドイツとアウェーで対戦できるということは、強化の上で貴重な機会」と、条件を承諾。森保ジャパンは4点を奪ってドイツを圧倒。フリック監督解任の決定打となった。

ヨーロッパではこの期間に、欧州選手権の予選が各地で開催されている。ヨーロッパの国とマッチメークすること自体が難しく、そこに使用できる試合会場を見つけて合わせるのはまさに至難。トルコ戦もドイツ国内で行える可能性を探ったが、日本協会のオフィスがあるデュッセルドルフも含めて試合会場が見つからず、ゲンクを確保した。

トルコは02年W杯日韓大会以降はW杯出場を逃しているが、セリエAインテルのMFチャルハノールら実力者がいる。日本代表にとっては厳しい日程だが、森保一監督は「勝利を目指すこととともに、選手層を厚くする多くの選手に我々のコンセプトの共有をしてもらう」と大幅なスタメン変更も前向きに捉えている。ヨーロッパ勢と戦える、欧州遠征の2試合。森保ジャパンは少しでも多くの収穫を持ち帰りたい。

日本対トルコは12日21:20より試合開始予定。

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