ブラジル代表FWネイマールは、17日に行われた2026ワールドカップ・南米予選のウルグアイ戦で左膝前十字靭帯と半月板を損傷する大怪我を負ってしまい、完治まで最低でも半年ほどかかると見られている。
近年のネイマールは何かと怪我に悩まされてきたが、またも長期離脱を強いられることになった。パリ・サンジェルマン時代は冬場の離脱が多いことも問題視され、フル稼働できたシーズンは多くない。
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怪我で何度もキャリアがストップしてきた
この怪我の多さに注目したのは、スペイン『Tribuna』だ。ネイマールは2013年にブラジルのサントスからスペインの名門バルセロナへと移籍したが、そこからの10年で小さいものも含めると実に怪我の回数は40を超えるという。
「欧州挑戦の一歩としてバルセロナと契約して以来、ネイマールのキャリアは怪我によって何度もストップしてきた。統計によると、彼の今回の怪我はバルサで初めて怪我をした2014年以来40回目だという。合計すると、ネイマールは怪我で丸3年間戦列を離れたことになる。素晴らしい才能ではあるが、おそらくは怪我の多さもバロンドールを受賞できなかった大きな理由だろう」
ネイマールにはバロンドール獲得の期待がかかってきたが、まだその悲願は果たせていない。これは世代の近いところにリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドの怪物2人がいたことも関係しているが、それでもネイマールが万全の状態でフル稼働できていればバロンドールを獲るチャンスは何度かあったかもしれない。