14位に位置するC・パレスと、2位につけるリヴァプールの対戦。リーグ8試合負けなしのリヴァプールでは、前々節のフラム戦でプレミアリーグ初ゴールをマークして前節もフル出場で勝利に貢献した日本代表MF遠藤航が2試合連続先発入り。前節で膝を負傷したマクアリスターが外れ、中盤にはソボスライ、フラーフェンベルフが入った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49ef67c5c446a767f65f16ac86376dd0b79b6b27
リヴァプールが逆転勝利
29分にはリヴァプールが冷や汗をかくことに。自陣でボールを受けた遠藤がヒューズにボールを奪われると、パスを受けたエドゥアールをファン・ダイクが倒してPK判定となる。それでも、ヒューズの遠藤に対するファウルがVARで確認され、このPKは取り消しとなる。
クロップ監督はハーフタイム明け、無難にパスをつなぎつつもロストもあった遠藤に代えてジョー・ゴメスを投入。その後半、先にスコアを動かしたのはC・パレスだった。54分、クロスに正面で走り込んだマテタがクアンサに倒されると、これがVAR判定でPKに。このPKをマテタが決めて、C・パレスが先手を取る。
終盤、ガクポやジョーンズ、エリオットらを投入したリヴァプールは、75分にC・パレスFWアイェウが2枚目のイエローカードを受けて退場となったことで数的優位を手にし、攻勢を強める。するとこの直後、クロスを正面のジョーンズがつなぐと、最後はサラーがネットを揺らし、1-1の同点に追いつく。サラーはこれがプレミアリーグ通算150ゴール目になるとともにリヴァプールでの200ゴール目となった。
その後、勝ち越しを狙ったリヴァプールはアディショナルタイム1分、ボックス右手前でサラーからパスを受けたエリオットが仕掛けると、左足のミドルシュートをゴール右に突き刺して勝ち越し。結局、これを決勝弾としたリヴァプールが逆転勝利でリーグ9試合負けなしの3連勝とし、暫定首位に浮上した。