12月10日に開催されたスコットランドリーグ第17節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは、6位のキルマーノックと敵地で対戦。33分にマット・オライリーが先制点を挙げるも、CFで先発したオ・ヒョンギュは空回り気味で追加点を奪えずにいると、終盤に2発を叩き込まれ、まさかの逆転負けを喫した。
今季のリーグ戦で初黒星を喫したこの一戦で、得点ペースが落ちている古橋亨梧は2戦連続でベンチスタート。故障中の前田大然と旗手怜央、今季はまだ出場がない小林友希はベンチ外となり、岩田智輝が日本人選手では唯一先発した。
古橋は同点に追いつかれた直後の77分に岩田と代わってピッチに入ったが、限られた時間で結果を残せず。今季8点目(リーグ戦では6点目)を奪った先月12日のアバディーン戦(6-0)を最後に、公式戦5試合連続でノーゴールとなった。
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2試合連続で先発を外れた古橋
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ最終節を前に厳しい結果となったなか、クラブ公式サイトによれば、ブレンダン・ロジャーズ監督は試合後にこう語った。
「前半は本当に良いフットボールをしていたし、我々が先制するに値した。チャンスを作り、自分たちのやりたいプレーができたよ。後半は入りが悪かった。上手くパスを出せなかった結果、攻撃を継続できず、思うようにプレーできなかった。だから、全体的には残念だ。私たちはもっと良くなるべきなんだ」
天候はあいにくの雨だった。しかし指揮官はむしろ、ピッチコンディションは上がったと考えているようだ。
「おそらく、私がここに来たなかで最高のコンディションだろう。雨のおかげでピッチが少し滑るから、乾いている時よりもプレーしやすかった。いずれにせよ、後半はメンタル面でもっと良くならなければならない」