
最終節を待たずして、セルティックは4位、フェイエノールトは3位とどちらも敗退が決まっている同士の一戦。前田大然、旗手怜央を負傷で欠くセルティックは、古橋亨梧と岩田智輝が先発し、上田はベンチからのスタートとなった。
■試合結果
セルティック 2-1 フェイエノールト
■得点者
セルティック:パルマ(33分PK)、ラゲルビェルケ(45+1分)
フェイエノールト:ミンテ(82分)
https://news.yahoo.co.jp/articles/62730229e4f68bfa4e9bca7edd31af0d040cf08f
先制ゴールを挙げたパルマ

すると直後、岩田が接触プレーでひざを痛め、ベルナルドと無念の負傷交代。ピッチに立つ日本人選手は古橋のみとなってしまった。
フェイエノールトは22分、スルーパスに抜け出したヒメネスがGKハートをかわして無人のゴールに流し込むが、これはオフサイドによりノーゴール。29分にもダイレクトパスに抜け出したヒネメスが決定機を得るも、シュートはGKハートがはじき返した。
自分たちの流れを引き戻したいセルティックは31分、左CKの競り合いでスケールズがゼルーキに倒され、セルティックにPKが与えられる。このPKをパルマが決めてセルティックが先制する。
追いつきたいフェイエノールトは43分、エリア内に侵入したヘールトロイダがGKハートと1対1を迎えるも、シュートは左のポストを叩いた。
後半、1点を追うフェイエノールトがセルティックゴールへと迫る。55分にはウイーファー、ファン・デン・ベルト、ミンテを投入して点を取りに行く。
さらに67分にはイバヌセツに代えて上田を投入。一方のセルティックが同じタイミングで古橋を下げたため、ピッチの上での日本人対決は実現しなかった。
上田はヒメネスと並んでゴール前にポジションをとる。すると迎えた82分、ペナルティーエリア手前右でボールを受けたヒメネスがゴール前にパスを出すと、中央のファン・デン・ベルトがDFを引きつけてスルー。エリア内左でフリーとなっていたミンテがネットを揺らし、フェイエノールトが同点に追いつく。
未勝利のままCL敗退かと思われたセルティックだったが、アディショナルタイムに左のショートコーナーからオレイリーの左クロスをゴール前フリーのラゲルビェルケが頭で合わせ、土壇場で勝ち越しに成功する。
終了間際にはGKバイロウもセットプレーに参加したフェイエノールトだったが、再度追いつくことは叶わず。逃げ切ったセルティックが、6試合目にしてようやくCL初勝利を手にした。