遠藤航「マクアリスターとバトンタッチしてきた」 12月MVPのリバプールで惜しまれながらアジア杯へ | footcalcio

遠藤航「マクアリスターとバトンタッチしてきた」 12月MVPのリバプールで惜しまれながらアジア杯へ

遠藤航

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サッカー日本代表はアジア杯(12日開幕)に向けて、当地で初練習を行った。主将のMF遠藤航(リバプール)は「優勝するために強い思いを持っている」と決意を明かした。

リバプールでは昨年12月度の月間最優秀選手(MVP)に選出。ボランチで直近のリーグ6戦連続先発出場中と主軸を担っている。「12月はずっとプレーして慣れてきたこともあるし、最後はケガ人もあって自分が出るしかない状況になったこともあるけど、使われ続ければ結果を残せる自信はあったし、試合に出続けることが大事だったと思っていた」と振り返った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd9d9b43bfbfe6720e2d2088e2f71e5c4e69fc46

とにかくこの大会で優勝するために強い思いを持ってる

クラブで主力に定着しつつある中、日本代表としてアジア杯に参加。活動は最長で1か月以上に及び、その間はクラブでの出場機会はなくなるため、複雑な胸中が見え隠れする。

「アジア杯もそうだし、代表キャプテンとして僕はプレーしているので、代表でプレーするのは強い思いを持って毎回代表活動に来ている。もちろんアジア杯は開催する期間がどうなのかとか、いろんな問題はあるけど、今はとにかく代表に集中しているし、別にこのタイミングで(リバプールを)抜けたくないなんて思っていません。頭を切り替えて、しっかり(ライバルの)マクアリスターともバトンタッチしてきた。とにかくこの大会で優勝するために強い思いを持ってる」と言い切った。

リバプールのクロップ監督とのやり取りも明かした。「『グループリーグ、どことやるの?』みたいな感じで話をしていて、あとは、もう『とにかく早く帰って来い』って言っていた。冗談ですよ(笑い)。普通に『グッドラック!』って感じだった」と笑顔で話した。

クラブから一時離れることになるが、昨年8月の電撃加入から順調に、着実に成長曲線を描いている。「1対1で自分がボールを奪う守備での良さ、守備範囲の部分を含め、全体的にスケールアップできた。まだまだこれからだけど、リバプールのサッカーを楽しみながら、自分の良さを出せてる。そこは続けていければ」。名門での進化をアジア杯でも発揮し、3大会ぶりの優勝に導く。

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アジアカップは今月12日に開幕し、日本代表は14日にベトナム代表との初戦を迎える。

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