遠藤との比較が英加熱 ”アンカー復帰”アリスターに賛否両論「同役のワタルよりも…」 | footcalcio

遠藤との比較が英加熱 ”アンカー復帰”アリスターに賛否両論「同役のワタルよりも…」

遠藤航

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イングランド1部リバプールは現地時間1月7日、FAカップ3回戦でアーセナルと対戦し、2-0で勝利を収めた。優勝候補同士の対決で、日本代表MF遠藤航がアジアカップ参加で不在となったなか、アンカーで先発したアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのパフォーマンスに現地メディアが注目している。

リバプールは遠藤だけでなく、アフリカネーションズカップに参戦するFWモハメド・サラーや、キャプテンのDFフィルジル・ファン・ダイクらを欠いて敵地でのアーセナル戦に臨んだ。序盤からアーセナルの激しいハイプレスに苦しみ、幾度となく決定機を演出される展開に。それでも堪え続けたリバプールは後半35分に獲得したセットプレーの場面、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスがオウンゴールを誘発し、先制に成功。さらに同アディショナルタイム、パワープレーに出たアーセナルの裏を突くカウンターで、最後はFWルイス・ディアスが押し込んで、2-0で勝利した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9796da1f6af92579c78ac3201366c6a0ea73e0ee

アーセナル戦に出場したアレクシス・マック・アリスター

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負傷による長期離脱から復帰し、遠藤と入れ替わる形で先発に戻ってきたマック・アリスターは、球際を狙われ自陣でボールを失うなど、守備面では厳しい出来となった一方、アーセナルのハイプレスからカウンターを仕掛ける起点にもなり、攻撃面では持ち味を発揮していた。

現地メディアの評価は二分されており、リバプール専門メディア「This is Anfield」は10点満点での採点でマック・アリスターに「6点」をつけ、「エンドウのいない中盤のアンカーを務めたが、実際のところはペースを乱し、アーセナルのプレスに苦しむなど、唖然とする錆びつきを見せていた」と辛辣に指摘している。

一方、リバプール専門メディア「LIVERPOOL.COM」はマック・アリスターに「7点」をつけ、「相変わらずポゼッション時は高精度で、同役のワタル・エンドウよりも明らかに進歩的だ。このアルゼンチン陣選手がそのポジションで何をもたらすことができるかは明確で、アーセナルの激しいプレッシャー下でボールを保持できた数少ない1人だった」と、相手をいなす足元の技術に称賛の言葉を送っていた。

遠藤がアジアカップから帰還した場合、マック・アリスターと再びポジション争いを演じるのか、もしくは共存の起用法を見出されるのか、注目が集まりそうだ。

この後、リヴァプールは10日にカラバオ・カップ(EFLカップ)準決勝第1戦のフルアム戦を消化予定。次節のプレミアリーグは21日に予定されており、敵地でボーンマスと対戦する。
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