「エンドウにとっては奇妙な時期」遠藤航はなぜ試合に出られない? 苦難の理由をリバプール専門メディアが分析。ウェストハム戦は超重要

遠藤航
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リバプールは現地時間9月25日、カラバオカップ3回戦で、ウェストハムを本拠地アンフィールドに迎える。大きな注目を集めるのが、「遠藤航がピッチに立つのか」、そしてそれは「スタートからなのか」だ。

加入2年目の日本代表キャプテンは、ここまでプレミアリーグ5試合とチャンピオンズリーグ1試合を消化した時点で、出場したのはわずか2試合。しかもいずれも、すでに勝敗が決したと言える、2点リードして迎えた後半アディショナルタイムからだ。

ユルゲン・クロップ前監督に重宝された昨季と比べ、アルネ・スロット体制での序列低下は顕著で、直近のボーンマス戦ではついにベンチからも外れた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dbdf0445873e76f18405c5cb2f7fc579ba1bea2

キエーザらと共にウェストハム戦の注目選手に挙がった遠藤



日本のファンを中心に嘆きの声が絶えないなか、現地のリバプール専門メディア『Anfield Watch』が「ウェストハム戦で証明すべき大きなポイントを持つリバプールの4選手」と題した記事を掲載。ジャレル・クアンサー、ダルウィン・ヌニェス、フェデリコ・キエーザと共に遠藤の名を挙げた。

「エンドウにとっては奇妙な時期が続いている。この守備的MFは、クロップの下ではお馴染みの顔だったが、スロットの就任後6試合ではわずか2分しかプレーできなかった。年齢的な要因もあるだろうし、スロットが能力を高く評価していない事実も明らかだが、フラーフェンベルフが開幕からスター選手として台頭してきたことは、ピッチから遠ざける非常に大きな要素だった。

リバプールには、この開幕6試合でフラーフェンベルフがやってきたプレーを再現できる選手がいない問題がある。ターンオーバー、攻撃の転換がレッドメンの成功には欠かせない。今シーズン、エンドウが重要な役割を果たすとすれば、与えられた出場機会を最大限に有効活用し、フラーフェンベルフの代役になれると証明することだ」

22歳のオランダ代表ライアン・フラーフェンベルフは、遠藤と同じく昨夏にリバプールに加入。1年目の昨季はプレミアリーグで12試合の先発に留まったものの、同胞の指揮官が就任した今季は、レギュラーとして際立つ活躍を続けている。
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今後も過密日程が続くなか、遠藤はまずカップ戦できっちりと代わりを務め、いずれはフラーフェンベルフらの定位置を脅かす存在となれるか。その第一歩として、ウェストハム戦は非常に重要だ。

コメント

  1. 匿名 より:

    まあ正直代表戦考えたら一年ぐらいはサブでもいいかなって思っちゃうね。ガチ目に遠藤航は東京五輪から今の今まで大怪我すらしないから長期休みってなかったんだよね。だから昨シーズンの3月ぐらいにガス欠してたわけだし。ゆっくりやすみながらやってほしい

  2. 匿名 より:

    たしかに蓄積疲労を完全に抜いて、もっと長く現役を続ける肉体のベースを作り直すのには、絶好の時期かもね
    生き急いでも大抵良いことはない
    一歩外からサッカーを分析して自身のIQを高めたり、今のような時期でなければ出来ないことも多いから

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