冨安健洋フル出場のアーセナル、再び暫定首位浮上!敵地でマンチェスター・Uに競り勝つ

冨安健洋プレミア
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現地時間12日、イングランド・プレミアリーグは第37節が行われ、冨安健洋の所属するアーセナルは敵地オールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッドと対戦した。

マンチェスター・シティとの激しいデッドヒートが続くアーセナルは、冨安が左サイドバックで先発出場。前線はハヴァーツ、サカ、トロサールが並び、負傷による主力の欠場者もおらず、ベストメンバーで大事な試合に臨んだ。

一方、迎え撃つユナイテッドは、前から後ろまで負傷者が続出。前節と同じくカゼミーロがエヴァンスとセンターバックを組み、ブルーノ・フェルナンデスを欠く中盤はアムラバトとメイヌー、マクトミネイが務め、ガルナチョとディアロが前線でホイルンドと並んだ。

■試合結果
マンチェスター・U 0-1 アーセナル
■得点者
マンチェスター・U:なし
アーセナル:トロサール(20分)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4ade57def211e7770b8a2a57300cb5f22a10658

冨安健洋はフル出場で5連勝に貢献



優勝争いのモチベーションが高いアーセナルの攻勢が予想されたが、ユナイテッドもメイヌー、ガルナチョ、ディアロら若い力が躍動。立ち上がりから互いに良さを出し合う展開の中、徐々にアーセナルがペースを握り始める。

迎えた20分、カウンターからエリア内右に侵入したハヴァーツがゴール前に折り返すと、ニアサイドに飛び込んできたトロサールが合わせてアーセナルが先制する。

先制を許したユナイテッドは、ホイルンドにボールが入る形は作れるものの、DFを背負った状態での形が多く、なかなかシュートチャンスにつながらない。メイヌー、ガルナチョ、ディアロの個人技だけが可能性を感じさせた。

アーセナルが1点をリードして迎えた後半、追いかけるユナイテッドが積極的な入りを見せる。しかし依然として個人技頼みなところがあり、帰陣の速いアーセナル守備陣の壁を突破できない。

追加点が欲しいアーセナルは66分、トロサールに代えてマルティネッリを投入。一方のユナイテッドは70分、右ひざを痛めたディアロに代わってアントニーが投入される。

79分、マルティネッリのカットインシュートはGKオナナが素晴らしい反応ではじき出した。さらに83分、右CKのこぼれ球を拾ったライスのコントロールシュートもオナナが横っ飛びではじき出した。

足を痛めたサカがジェズスとの負傷交代を余儀なくされるアクシデントがあったアーセナルだが、ユナイテッドの反撃を集中した守備でしのいでいく。ユナイテッドはエリクセン、フォーソン、ウィートリーを投入して同点ゴールを狙いに行くものの、守護神ラヤを脅かすには至らない。

終盤にジョルジーニョとキヴィオルを投入してアディショナルタイムの6分間もきっちりと守り切ったアーセナルが、敵地でユナイテッドに完封勝ち。勝点を「86」に伸ばし、消化試合が1試合少ないシティを1ポイント差で抜いて、再び暫定首位に躍り出た。

最終節は19日(日)24時より全試合同時刻キックオフで開催される予定で、アーセナルはホームでエヴァートンと対戦する。
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