福田師王はボルシアMGで来季最も活躍が期待される若手選手 独紙実施アンケートで最多得票率

海外日本人選手
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2023-24シーズンのブンデスリーガは、フランクフルトの長谷部誠がその長い選手生活にピリオドを打っただけでなく、ボルシアMGの福田師王がプロデビューを飾ったという点でも非常に印象的だった。

福田は、日本の神村学園を卒業後に渡独。当初はボルシアMGの下部組織でプレイしていたが、今年1月のウインターブレイク中にトップチームに招集されると、トレーニングマッチでゴールを決めるなどの好パフォーマンスが評価され、そのままトップチームに定着。その後、1月27日(現地時間)に行われたブンデスリーガ第19節レヴァークーゼン戦で後半34分から投入され、Jリーグを経ずに高卒1年目でブンデスリーガデビューを果たすという快挙を達成した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c5bd5b5b3f0e1f9ae7b5bdcd07c187a2562dda3

高卒1年目でブンデスデビュー



デビュー戦以降も計4試合に途中出場した福田は、ドイツのサッカーファンの間でも注目されている。ドイツ紙『Bild』は、ボルシアMGの若手選手の中で来季最も活躍が期待される選手についての投票をオンラインで実施。約1万3600人から得られた回答によると、福田は得票率30%で第1位だったと同紙は伝えている。福田は、今季は終盤まで下位に沈むという不本意なシーズンを過ごしたボルシアMGにとって期待の星とも言える存在になっているようだ。

ドイツ誌『Kicker』によると、ボルシアMGは7月10日から来季に向けた活動を開始し、同26日から8月2日までシーズン開幕に向けた直前合宿を実施する予定だという。
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更なる出場機会の増加にはプレシーズンでのアピールが必要不可欠な福田にとっては、勝負の夏となりそうだ。
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