
「いつかはプレミアでプレーしたい」との思いをずっと持ち続けていたという。昇格組のルートン・タウンに今年2月に電撃移籍した橋岡大樹。23-24シーズン4人目のプレミアリーグで戦う日本人選手となった。残留の切り札ともいえる立場で加入したが、ルートンは降格、来季は2部(チャンピオンシップ)が決定した。
世界最高峰とされるリーグでの激しい試合、残留争いといったつらい経験を糧に、次なる目標をどこに置くのか? 日本代表としても存在感を発揮する25歳、橋岡大樹に話を聞いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/525812162ac34d7b2425e67de946d614daf73313
世界最高峰とされるリーグでの激しい試合、残留争いといったつらい経験を糧に、次なる目標をどこに置くのか? 日本代表としても存在感を発揮する25歳、橋岡大樹に話を聞いた。
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「プレミアでの経験が大きな自信になった」
🇯🇵 ルートンでの半年を経て🏴
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) June 21, 2024
「プレミアでの経験が大きな自信になった」#橋岡大樹 が日本代表と自身のキャリアについて語る。
―降格が決定しましたが、ルートン・タウンは昨季、31年ぶりの1 部復帰で、プレミアリーグはクラブ初となるシーズンでした。あらためてルートンというクラブについての印象を教えてください。
(この10年間で)5部からプレミアまで上がってきたという歴史は知っていました。プレミアの中でもすごく小さい規模のクラブで、スタジアムも小さい。逆にそのことで、特別な雰囲気があるということも聞いていました。実際にスタジアムではものすごく良い雰囲気でしたし、クラブもファミリーな感じで、 選手はもちろん、コーチ、関係者の人たちも、ものすごくサポートしてくれました。(冬移籍でしたが)すんなりチームに入れたと思います。
―チームメートで仲の良い選手はできましたか?
結構みんなと仲良くなりました。18番のクリッカーとはよくコミュニケーションを取りましたね。クリッカーと呼ばれていましたが、本名はジョーダン・クラーク。GKの(オリバー・)カミスは朝「おはよう、元気か?」とか日本語を覚えようとしてくれていました。そういった意味でも、チームはすごく仲良かったと思います。
―ルートンに来ての一番の財産は?
いや、まだ財産は見つけられていないですね。まだ半年しかやってないので。しいていえば「プレミアを経験したこと」かな。今後につながる、自信にもつながる経験だったと思います。
―プレミアリーグで戦う日本人選手、冨安健洋選手、三笘薫選手、遠藤航選手とは話をされましたか?
冨安選手はLINEで個人的によく話しますね。試合の中での「あのときはこうだったよね」とか「守備はこうじゃない?」といったアドバイスをくれることもありますし、 僕から自分の考えを言って、「いやそれは、こうなのでは?」といった意見の出し合いもしてくれていました。
―ビッグクラブで活躍する彼らを見て何を感じましたか?
同じ日本人選手がビッグクラブで優勝争いをする。簡単なことじゃないです。僕は半年くらいの経験ですが、本当に難しい、キツくてタフなリーグだということを分かった上で見ると、あらためて尊敬しますし、尊敬と同時に僕も負けていられないという気持ちになります。
―プレミア、イングランドでプレーし続けたい気持ちは?
うーん…もちろんイングランド、プレミアリーグでやりたい気持ちはありますが、場合によっては他のリーグでやりたい気持ちはあります。プレミアリーグのレベルは本当に高かったです。それはもう体験した選手しか分からないと思うので。体験したことで自信がついたし、同時に「もっとやらないといけない」という気持ちも芽生えました。でも、体験するだけではだめで、満足はしていないです。
―日本代表について教えてください。橋岡選手にとって代表とは?
日本代表は所属チームで活躍した選手が来る場所です。僕自身は(今年1月の)アジアカップ、(2022年のカタール・)ワールドカップも行けていません。そういった意味でも、まずは定着することが一つの大きな目標です。
―1月アジアカップ招集ならずも、同月ルートンに移籍、2月にFAカップでプレミアデビューを果たします。3月のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦で代表復帰されました。この試合は、右ウイングバックとしてアグレッシブなプレーを見せておられましたが、プレミアリーグを経験したことで、変化はありましたか?
一番は自信を持ってできるようになったところです。多分、根本的な技術だったり、球際の強さだったりはそんなすぐ変わらないので。プレミアリーグでの経験、それが自分の中で大きな自信になって、それがプレーにも表れているのかなと思います。
―日本代表のチームメートから、移籍に関して何か言われましたか?
「プレミアどう?」とか結構いろんな人に聞かれましたね。僕が移籍して衝撃だったのかもしれないですけど、いろいろ聞かれました。聞かれ過ぎて覚えていないほど、みんなに言われました。
―ご自身の今後のキャリア、目指すものを教えてください。
キャリアという面では、振り返ると思いどおりにいかないことも多かったです。シント=トロイデンで1年から1年半くらい頑張って、上のリーグに移籍したいと思っていましたが、3年かかりました。今は、来シーズンしっかり頑張って活躍すること。チーム(ルートン)でプレミアリーグに戻るか、もしくは国を問わず、1部リーグで勝負するか。チャンピオンズリーグを経験したい気持ちもあります。現時点では分かりませんが、まずはチームで活躍して結果を出すこと。そしてワールドカップに出ること。目標は高く持っていますが、1個1個クリアしていって、クリアしたら次の目標をクリアして、という風にやっていくしかないです。
ファン・サポーターのみなさんには、僕自身が成長する姿を見せたいと思っています。日々成長して、それが積み重なった1年後、2年後に「ああ、あの時からものすごく成長したな」と思ってもらえるように頑張ります。今年1年が本当に勝負の年です。 目に見える結果を出す。強い気持ちで臨む僕を見ていてください。
(この10年間で)5部からプレミアまで上がってきたという歴史は知っていました。プレミアの中でもすごく小さい規模のクラブで、スタジアムも小さい。逆にそのことで、特別な雰囲気があるということも聞いていました。実際にスタジアムではものすごく良い雰囲気でしたし、クラブもファミリーな感じで、 選手はもちろん、コーチ、関係者の人たちも、ものすごくサポートしてくれました。(冬移籍でしたが)すんなりチームに入れたと思います。
―チームメートで仲の良い選手はできましたか?
結構みんなと仲良くなりました。18番のクリッカーとはよくコミュニケーションを取りましたね。クリッカーと呼ばれていましたが、本名はジョーダン・クラーク。GKの(オリバー・)カミスは朝「おはよう、元気か?」とか日本語を覚えようとしてくれていました。そういった意味でも、チームはすごく仲良かったと思います。
―ルートンに来ての一番の財産は?
いや、まだ財産は見つけられていないですね。まだ半年しかやってないので。しいていえば「プレミアを経験したこと」かな。今後につながる、自信にもつながる経験だったと思います。
―プレミアリーグで戦う日本人選手、冨安健洋選手、三笘薫選手、遠藤航選手とは話をされましたか?
冨安選手はLINEで個人的によく話しますね。試合の中での「あのときはこうだったよね」とか「守備はこうじゃない?」といったアドバイスをくれることもありますし、 僕から自分の考えを言って、「いやそれは、こうなのでは?」といった意見の出し合いもしてくれていました。
―ビッグクラブで活躍する彼らを見て何を感じましたか?
同じ日本人選手がビッグクラブで優勝争いをする。簡単なことじゃないです。僕は半年くらいの経験ですが、本当に難しい、キツくてタフなリーグだということを分かった上で見ると、あらためて尊敬しますし、尊敬と同時に僕も負けていられないという気持ちになります。
―プレミア、イングランドでプレーし続けたい気持ちは?
うーん…もちろんイングランド、プレミアリーグでやりたい気持ちはありますが、場合によっては他のリーグでやりたい気持ちはあります。プレミアリーグのレベルは本当に高かったです。それはもう体験した選手しか分からないと思うので。体験したことで自信がついたし、同時に「もっとやらないといけない」という気持ちも芽生えました。でも、体験するだけではだめで、満足はしていないです。
―日本代表について教えてください。橋岡選手にとって代表とは?
日本代表は所属チームで活躍した選手が来る場所です。僕自身は(今年1月の)アジアカップ、(2022年のカタール・)ワールドカップも行けていません。そういった意味でも、まずは定着することが一つの大きな目標です。
―1月アジアカップ招集ならずも、同月ルートンに移籍、2月にFAカップでプレミアデビューを果たします。3月のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦で代表復帰されました。この試合は、右ウイングバックとしてアグレッシブなプレーを見せておられましたが、プレミアリーグを経験したことで、変化はありましたか?
一番は自信を持ってできるようになったところです。多分、根本的な技術だったり、球際の強さだったりはそんなすぐ変わらないので。プレミアリーグでの経験、それが自分の中で大きな自信になって、それがプレーにも表れているのかなと思います。
―日本代表のチームメートから、移籍に関して何か言われましたか?
「プレミアどう?」とか結構いろんな人に聞かれましたね。僕が移籍して衝撃だったのかもしれないですけど、いろいろ聞かれました。聞かれ過ぎて覚えていないほど、みんなに言われました。
―ご自身の今後のキャリア、目指すものを教えてください。
キャリアという面では、振り返ると思いどおりにいかないことも多かったです。シント=トロイデンで1年から1年半くらい頑張って、上のリーグに移籍したいと思っていましたが、3年かかりました。今は、来シーズンしっかり頑張って活躍すること。チーム(ルートン)でプレミアリーグに戻るか、もしくは国を問わず、1部リーグで勝負するか。チャンピオンズリーグを経験したい気持ちもあります。現時点では分かりませんが、まずはチームで活躍して結果を出すこと。そしてワールドカップに出ること。目標は高く持っていますが、1個1個クリアしていって、クリアしたら次の目標をクリアして、という風にやっていくしかないです。
ファン・サポーターのみなさんには、僕自身が成長する姿を見せたいと思っています。日々成長して、それが積み重なった1年後、2年後に「ああ、あの時からものすごく成長したな」と思ってもらえるように頑張ります。今年1年が本当に勝負の年です。 目に見える結果を出す。強い気持ちで臨む僕を見ていてください。
