クリスタル・パレス加入の鎌田大地、決め手は恩師の存在「イタリアで試合に出られなかった時も連絡をくれた」 | footcalcio

クリスタル・パレス加入の鎌田大地、決め手は恩師の存在「イタリアで試合に出られなかった時も連絡をくれた」

鎌田大地
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クリスタル・パレスに加入した日本代表MF鎌田大地がオリヴァー・グラスナー監督との再会を喜んだ。『Palace TV』が伝えている。

クリスタル・パレスは1日、ラツィオとの契約が満了した鎌田と2年契約を締結したことを発表。鎌田は新天地にパレスを選んだことについて「最大の理由のひとつは、オリヴァー・グラスナー監督です」とフランクフルト時代の恩師の存在を挙げる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d22e12aec3195015c4136eab0fc0068bef991976

フランクフルト時代にともにEL制覇



「イタリアで十分な試合に出られなかった時も、彼はいつも連絡をくれて、メッセージを送ってくれた。そうしたさまざまなやり取りから、彼が僕を信頼してくれていることが伝わってきました。それに、クリスタル・パレスには才能ある選手がたくさんいるし、昨シーズンにグラスナーが監督に就任して以来、チームは良い結果を残しているから、監督からこのチームで新たな歴史を作りたいと言われたんです」

「このプロジェクトは自分にぴったりだと思ったし、クリスタル・パレスの新たな歴史を作ることができたら最高ですね。それがここに来た一番の理由だと思います」

フランクフルト時代にはともにヨーロッパリーグ成功など数多くの成功を分かち合った2人。鎌田は「フランクフルトで一緒にやっていたときから、監督が僕に求めていることをピッチで示すことができたと思うし、そういう面でも監督から信頼されていると感じています」と話す。

「彼と一緒に仕事をしたのは2年間だけで、比較的短かったと思うし、関係は長年にわたって浮き沈みがあったけれど、彼は監督として素晴らしい人物だと思うし、人間としても尊敬しています。自分の長所を説明するのはいつも難しいが、監督が求めることをピッチで発揮できること、そしてチームプレーができることは、僕だけでなく日本人選手らしい長所だと思います。他のミッドフィルダーよりもゴールを決めたり、アシストしたりできると思うので、そういう面でもチームに貢献できればと思います」

さらに、パレスでの目標については「プレミアリーグでは、来シーズンの欧州予選に出場することがチームの大きな目標のひとつだと思う。クリスタル・パレスでもカップ戦はトロフィーを獲得するいいチャンスになるだろうし、そういうビッグタイトルを目指してこのチームでプレーしたいです」と意気込みを語った。

鎌田は昨夏に加入したイタリア1部ラツィオを1年で契約満了となり退団。7月1日にクリスタル・パレスと2年契約を結び、ドイツ1部フランクフルトで師弟関係にあったオリバー・グラスナー監督と再会した。
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