田中碧と契約延長へ?デュッセルドルフ監督「計画通りに補強できることを望む。もしアオが…」

田中碧
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ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧は今夏以降の去就が不透明となっている。一方で、ダニエル・ティウーネ監督は同選手への扱いは変わらないようだ。

デュッセルドルフは4日に行われた開幕節でダルムシュタットとアウェーで対戦し、2-0で白星スタート。その中で、フル出場した田中はチーム2点目の起点となるなど勝利に貢献。地元紙『ライニシェ・ポスト』もそのパフォーマンスを受け「アオ・タナカは、頼りになる、フォルトゥナの中盤にほぼ不可欠な心臓部であり続ける」、「非常にポジティブに目立ち、去就が依然として決まっていないにもかかわらず、とても集中しているようだった」などと評価している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbb84f593ff49540cc0a96f72e06ec1dc240007c

デュッセルドルフMF田中碧



先日まで現行契約が25年までとなっている田中を今夏に売却する考えだったデュッセルドルフ。しかし、具体的なオファーが届いていないのと、さらにドイツ人MFヤニック・エンゲルハルトがセリエA昇格のコモへ800万ユーロでの移籍が決まったため、財政上の理由からの売却の必要がなくなった。一方で、地元紙によると、クラブとしては来夏にフリーの移籍を避けるためにも田中に条件を改善した新契約を提示するという。

そんな中、『ライニシェ・ポスト』はティウーネ監督に向けて田中の契約延長を希望するか質問。同監督は「私が希望することは、常に相対的なものだ。私はみんなが健康で、スカッドを計画通りに補強できることを望む」と返すと「もしアオがその一部であるのなら、私は歓迎するだろう。それ以外はすべて契約関連の話だ。それに関しては私は話し相手ではない」と話している。

一方で、同監督は田中のダルムシュタット戦でのパフォーマンスについてはコメント。チーム最多のデュエルを制し、94%と高いパス成功率も記録したと伝えられる同選手について「彼からボールを奪うのはものすごく難しいし、彼はたくさんのプレーの起点をつくった」と称賛した上で、「アオは試合中に時折、私が望むほど存在感を発揮できていない時間帯があるんだ。だが、逆に試合を完全に支配することもよくあるね」と指摘した。

なお、ドイツ人指揮官は「彼がダルムシュタット戦でやっていたように続ければ、私の下でプレーするし、どこかからの注目を引き付けるチャンスを得る」と強調。以前の代理人変更の“騒動”に触れつつ「その他すべてに関してはうまくシャットアウトできているようだね」と自身を巡る報道を気にしないでプレーできているとした。
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次節、デュッセルドルフは10日にカールスルーエと対戦する。

コメント

  1. 匿名 より:

    覚悟決めたかな
    この監督は意地悪じゃないから昇格を達成して祝い合ってから去れば良いよ
    持ってる男なら大活躍するだろう

  2. 匿名 より:

    契約満了でフリー移籍かな。シントトロイデンが4億だして獲得すればいいのだが。中盤のアイデア不足解消にもなるしクラブ、代表と活躍すればブンデス一部、プレミアとオファーが来るはず。

  3. 匿名 より:

    中堅の年齢なのに、ムラが有りすぎって言われてんだよね、これ。

  4. 匿名 より:

    鎌田がフリー移籍で苦労したから、契約延長した方が良いのかもね
    代理人選びを慎重にするべきだったね

  5. 匿名 より:

    移籍は一方的に選手側が決められるものでもない。相手あってのもの。継続しながら待つものでしか無いでしょ。とびぬけた成績を収めれば別だか。

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