内野貴史の新天地での契約に驚き…デュッセルドルフ地元紙「スカッドの誰よりも高い年俸」 | footcalcio

内野貴史の新天地での契約に驚き…デュッセルドルフ地元紙「スカッドの誰よりも高い年俸」

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ブンデスリーガ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフDF内野貴史は8日、UAE(アラブ首長国連邦)のアル・ワスルへの移籍が正式に決定した。ドイツの地元メディア『ライニシェ・ポスト』は、同選手の移籍に驚いているようだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b84c5dbece333606f40032f30e29d072a35603c

彼はフォルトゥナスカッドの誰よりも高い約130万ドル(約1億9000万円)とされる年俸で3年契約を結んだ



現在23歳の内野は、柏レイソルU-12、ジェフユナイテッド市原・千葉U-15、U-18出身で高校卒業後に渡独。2018年夏に当時5部のデュ―レンのユースに加入すると、アレマニア・アーヘン(当時4部)などを経て、2021年夏にデュッセルドルフのセカンドチーム、そして翌夏にトップチームへ昇格した。田中碧やアペルカンプ真大らがプレーするチームでは、敗れた昨季の昇格・降格プレーオフを含め、公式戦27試合(先発出場は6試合)に出場。1ゴールを記録している。そして今夏には、パリ・オリンピックのU-23日本代表メンバーにも選出されていた。

そんな内野だが、デュッセルドルフとの現行契約は2025年までとなっていた。『ライニシェ・ポスト』は、ベテラン右サイドバックのマティアス・ツィマーマンとのポジション争い、さらにクラブがアイスランド代表のヴァルゲイル・ルンダル・フリオリクソンの獲得に動いていることに触れ、「今季も出場機会にあまり期待できなかっただろう」と指摘している。

一方で同紙は、アル・ワスルとの契約に関する日本メディアの報道を受け、その年俸を「破格」と表現。「タイトルホルダーのクラブでは、彼はフォルトゥナスカッドの誰よりも高い約130万ドル(約1億9000万円)とされる年俸で3年契約を結んだようだ」と伝えた。

なお同紙は、アル・ワスルがデュッセルドルフへ支払う移籍金については「明かされていないが、おそらくデュッセルドルフにとってもさほど悪くない話だろう」と予想している。
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