リーグ・アン開幕を控えたスタッド・ランス所属の日本代表FW中村敬斗が、今夏の日本ツアー、そして迎える新シーズンについての思いを語った。
昨季リーグ・アンを9位で終えたスタッド・ランスは5月下旬の最終節を終えオフに入り、開幕に向かう夏のプレシーズンに日本ツアーを実施。7月下旬に来日し、ほぼ中二日の日程でジュビロ磐田、清水エスパルス、FC町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と対戦した。磐田に1-1、清水には0-3、町田に2-0、神戸に0-1という結果に終わったが、中村はリーグ新シーズンに向けてこのツアーが良い経験だったと振り返る。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a633818ede011d5d63bf9b936b598a96b08cadd2
昨季リーグ・アンを9位で終えたスタッド・ランスは5月下旬の最終節を終えオフに入り、開幕に向かう夏のプレシーズンに日本ツアーを実施。7月下旬に来日し、ほぼ中二日の日程でジュビロ磐田、清水エスパルス、FC町田ゼルビア、ヴィッセル神戸と対戦した。磐田に1-1、清水には0-3、町田に2-0、神戸に0-1という結果に終わったが、中村はリーグ新シーズンに向けてこのツアーが良い経験だったと振り返る。
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日本ツアーは「楽しかった」
🇫🇷 開幕直前独占インタビュー🇫🇷
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) August 16, 2024
「ハードな日本ツアーでチームのコンディションが上がった」
リーグ・アン #スタッド・ランス #中村敬斗 が今夏の日本ツアー、帰国時でのエピソード、そして新シーズンの展望について語った。@Ligue1_ENG @StadeDeReims
―日本ツアーの印象を教えてください。
暑い中、ハードでタイトな日程でキツくはありましたが、そのおかげもありコンディション面で、チームも個人的にも上がりました。良い経験になりました。クラブチームとして日本でプレーするのは初めてだったので新鮮な感じがしましたし、いろいろな意味で楽しかったです。
最後の2試合で言えば、町田には勝てましたし、神戸には負けてしまいましたけど、チームとしてやりたいことがハッキリ出た試合だと思います。たくさんの観客の皆さんに入っていただいたので、久しぶりにJリーグのチームと対戦するワクワク感みたいなものを感じられました。
―リーグ・アンでの試合とJリーグのチームとの試合では違いもありますよね。
ありますね。サッカースタイルがもちろん違いますし、観客の雰囲気も湧き方も違います。どちらがいいというわけではなく、Jリーグのチームとプレーして、そこの感覚は何か懐かしい感じがしました。
―日本人選手との交流もあったと思いますが、印象に残った選手はいますか?
印象に残ったかはわからないですけど、ジュビロ磐田でプレーしている平川怜選手は世代別の時からずっと一緒にやってすごく仲が良くて、ずっと連絡も取っていました。彼と対戦することができたのは嬉しいですね。(町田のGK)谷(晃生)選手もガンバ大阪の時に一緒にやっているし、また、世代別や代表でも一緒にやっていたので対戦できて良かったです。
―日本でのオフはどのように過ごしていたのですか?
3週間くらいだったのでそこまで長いわけではなかったんですけど、のんびりしていました。国外に旅行に行ったりもしました。南国のビーチで海に入ってリラックスしたり、チルしたりするのがすごく好きなんです。特に暖かいところが好きでゆっくりできました。
―日本に帰国して一番美味しかったものを教えてください。
毎回実家に帰るんですけど、家に帰って親の料理を食べる、家族と一緒に食事するのはすごく楽しいですし、懐かしくてやはり良いですね。あと欧州で寿司は食べられるんですけど、焼肉は薄切りの肉がないんです。だから、日本に帰った時は焼肉に行きたいというのはありますね。
―フランスに帰ってきた時に日本から持ってきたものはありますか?
日本で服を買ったりして持ってきましたけど、それくらいですね。食べ物や調味料系は、僕に限らず親が欧州に来た時に持ってきてくれたり、シェフの方が持ってきてくれたりするので個人的にはそんなに持ってきませんでした。
束の間のオフを経て開幕を迎える。日本からフランスに戻ったランスは親善試合を2試合こなして、17日(日本時間18日2時)にいよいよリーグ・アン開幕戦を迎える。昨季の順位は9位、中村自身は25試合に出場し4得点1アシスト。アジアカップによる代表招集や負傷離脱をのぞき、ほぼコンスタントに出場を重ねた。向かう今季、どういった展望がを持つのか。
―6月の日本代表ワールドカップ2次予選(ミャンマー戦、シリア戦)では2試合ともに先発出場し、ミャンマー戦で2得点決めています。リーグ・アンでの経験が生きていると感じましたか?
6月シリーズは相手がそんなに強くなかったのもあるので何とも言えないですが、(リーグ・アン)シーズンの最後のほうはコンスタントに試合に出ることができて、結果としても得点を奪えていたので、そういった意味でもコンディションが良かった感じがします。それがそのまま6月シリーズに繋がったと思います。
―現在は最後の調整時期だと思います。チーム、ご自身の手応えはいかがですか?
日本ツアーで気候も含めて結構ハードでタイトなスケジュールをこなしました。中2日で60~70分みんな試合に出たのでコンディションの部分は良くなったと思いますし、連係も高まった気がします。戦術的な部分はまだまだですが、ちょっとずつ構築されていると思います。
―昨季から監督が代わりました。ルカ・エルスナー監督の印象と具体的はサッカー面での変化があれば教えてください。
よりボールを保持するというか、ポゼッションすることが多くなった気がします。昨季もポゼッションサッカーをしていないというわけではなかったのですが、新監督になって、よりボールを失わないことや、しっかり保持して攻めていくというところが変わってきたと思います。ただ、個人として求められるプレーでの変化は特にないです。
―新シーズンを迎えるにあたり、チームで中村選手のイチオシ選手がいれば教えてください。
結構、難しいですね。伊東(純也)選手はダメですよね?(笑)。一人というわけではないですけど、15番の(マーシャル)ムネツィ選手は走ってゴール前に入っていくところや球際の部分も強いので存在感があると思います。10番の(テディ)テウマ選手も左足がすごく展開力があるので一緒にやっていて楽しいです。一人には絞れないですね。
―今季のリーグ戦でより意識したいことはありますか?
よりアグレッシブにプレーしていけたらいいかなと。消極的ではなく、アグレッシブにプレーして前向きに仕掛けていきたいです。フィジカルではガチっとぶつかって勝つのはなかなか難しいんですけど、そういうところで相手の土俵で戦わないようにしたり工夫しながら、昨シーズンよりもアグレッシブにいこうと考えています。
―今季、自身の中でより成長させたい部分はありますか?
成長というよりは、昨シーズン4得点と少なかったので、ゴール数とアシスト数ももう少し増やせたらいいなと思います。達成できなかった時が嫌なので、具体的な数字はあまり言いたくないんです。ただ、去年の4ゴール以上は取りたいと思っています。あとはチームが勝つことが一番なので、チームの勝利に少しでも貢献することが大事だと思います。
―チームとしてはどんな目標を掲げていますか?
6位以内に入って欧州リーグ(EL)圏内に入ることが目標だと思います。
―最後に週末に迎えるリーグ・アンの開幕戦に向けて意気込みを教えてください。
チームとしても個人としても満足いくシーズンにしたいと思っています。毎日トレーニングから頑張っていきたいと思います。
暑い中、ハードでタイトな日程でキツくはありましたが、そのおかげもありコンディション面で、チームも個人的にも上がりました。良い経験になりました。クラブチームとして日本でプレーするのは初めてだったので新鮮な感じがしましたし、いろいろな意味で楽しかったです。
最後の2試合で言えば、町田には勝てましたし、神戸には負けてしまいましたけど、チームとしてやりたいことがハッキリ出た試合だと思います。たくさんの観客の皆さんに入っていただいたので、久しぶりにJリーグのチームと対戦するワクワク感みたいなものを感じられました。
―リーグ・アンでの試合とJリーグのチームとの試合では違いもありますよね。
ありますね。サッカースタイルがもちろん違いますし、観客の雰囲気も湧き方も違います。どちらがいいというわけではなく、Jリーグのチームとプレーして、そこの感覚は何か懐かしい感じがしました。
―日本人選手との交流もあったと思いますが、印象に残った選手はいますか?
印象に残ったかはわからないですけど、ジュビロ磐田でプレーしている平川怜選手は世代別の時からずっと一緒にやってすごく仲が良くて、ずっと連絡も取っていました。彼と対戦することができたのは嬉しいですね。(町田のGK)谷(晃生)選手もガンバ大阪の時に一緒にやっているし、また、世代別や代表でも一緒にやっていたので対戦できて良かったです。
―日本でのオフはどのように過ごしていたのですか?
3週間くらいだったのでそこまで長いわけではなかったんですけど、のんびりしていました。国外に旅行に行ったりもしました。南国のビーチで海に入ってリラックスしたり、チルしたりするのがすごく好きなんです。特に暖かいところが好きでゆっくりできました。
―日本に帰国して一番美味しかったものを教えてください。
毎回実家に帰るんですけど、家に帰って親の料理を食べる、家族と一緒に食事するのはすごく楽しいですし、懐かしくてやはり良いですね。あと欧州で寿司は食べられるんですけど、焼肉は薄切りの肉がないんです。だから、日本に帰った時は焼肉に行きたいというのはありますね。
―フランスに帰ってきた時に日本から持ってきたものはありますか?
日本で服を買ったりして持ってきましたけど、それくらいですね。食べ物や調味料系は、僕に限らず親が欧州に来た時に持ってきてくれたり、シェフの方が持ってきてくれたりするので個人的にはそんなに持ってきませんでした。
束の間のオフを経て開幕を迎える。日本からフランスに戻ったランスは親善試合を2試合こなして、17日(日本時間18日2時)にいよいよリーグ・アン開幕戦を迎える。昨季の順位は9位、中村自身は25試合に出場し4得点1アシスト。アジアカップによる代表招集や負傷離脱をのぞき、ほぼコンスタントに出場を重ねた。向かう今季、どういった展望がを持つのか。
―6月の日本代表ワールドカップ2次予選(ミャンマー戦、シリア戦)では2試合ともに先発出場し、ミャンマー戦で2得点決めています。リーグ・アンでの経験が生きていると感じましたか?
6月シリーズは相手がそんなに強くなかったのもあるので何とも言えないですが、(リーグ・アン)シーズンの最後のほうはコンスタントに試合に出ることができて、結果としても得点を奪えていたので、そういった意味でもコンディションが良かった感じがします。それがそのまま6月シリーズに繋がったと思います。
―現在は最後の調整時期だと思います。チーム、ご自身の手応えはいかがですか?
日本ツアーで気候も含めて結構ハードでタイトなスケジュールをこなしました。中2日で60~70分みんな試合に出たのでコンディションの部分は良くなったと思いますし、連係も高まった気がします。戦術的な部分はまだまだですが、ちょっとずつ構築されていると思います。
―昨季から監督が代わりました。ルカ・エルスナー監督の印象と具体的はサッカー面での変化があれば教えてください。
よりボールを保持するというか、ポゼッションすることが多くなった気がします。昨季もポゼッションサッカーをしていないというわけではなかったのですが、新監督になって、よりボールを失わないことや、しっかり保持して攻めていくというところが変わってきたと思います。ただ、個人として求められるプレーでの変化は特にないです。
―新シーズンを迎えるにあたり、チームで中村選手のイチオシ選手がいれば教えてください。
結構、難しいですね。伊東(純也)選手はダメですよね?(笑)。一人というわけではないですけど、15番の(マーシャル)ムネツィ選手は走ってゴール前に入っていくところや球際の部分も強いので存在感があると思います。10番の(テディ)テウマ選手も左足がすごく展開力があるので一緒にやっていて楽しいです。一人には絞れないですね。
―今季のリーグ戦でより意識したいことはありますか?
よりアグレッシブにプレーしていけたらいいかなと。消極的ではなく、アグレッシブにプレーして前向きに仕掛けていきたいです。フィジカルではガチっとぶつかって勝つのはなかなか難しいんですけど、そういうところで相手の土俵で戦わないようにしたり工夫しながら、昨シーズンよりもアグレッシブにいこうと考えています。
―今季、自身の中でより成長させたい部分はありますか?
成長というよりは、昨シーズン4得点と少なかったので、ゴール数とアシスト数ももう少し増やせたらいいなと思います。達成できなかった時が嫌なので、具体的な数字はあまり言いたくないんです。ただ、去年の4ゴール以上は取りたいと思っています。あとはチームが勝つことが一番なので、チームの勝利に少しでも貢献することが大事だと思います。
―チームとしてはどんな目標を掲げていますか?
6位以内に入って欧州リーグ(EL)圏内に入ることが目標だと思います。
―最後に週末に迎えるリーグ・アンの開幕戦に向けて意気込みを教えてください。
チームとしても個人としても満足いくシーズンにしたいと思っています。毎日トレーニングから頑張っていきたいと思います。
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四大リーグとの差がよくわかった