ドイツで経験積む佐野海舟、マインツで2試合連続先発も「全然満足できていないし、個人としてもまだうまくいっていない」

佐野海舟ブンデス
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マインツの佐野海舟は、敵地でのシュトゥットガルト戦を振り返りつつ、開幕2試合を終えての肌感覚を口にした。

マインツは31日、ブンデスリーガ第2節でシュトゥットガルトと対戦。佐野はリーグ戦2試合連続での先発起用となった。試合は序盤からシュトゥットがルトが攻勢をかけ、2点をリードする展開となる。それで43分、佐野の巧みなボール捌きから右サイドを起点に攻撃を仕掛けると、ペナルティエリ内でファウルをもらいPKを獲得。これをアミリが沈め、1点を返して後半へと折り返した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3da8aa6c36becdc4b6d64835cfd88a539fdd96e

確かな存在感を放つが…



後半は62分にチェイス・アンリの縦パスを奪ったところからショートカウンターを完結させて同点に追いつくと、一度は突き放されたが、後半アディショナルタイムにライチェがゴールを決めて劇的な形で3-3のドロー決着となった。

この試合でフル出場を飾った佐野は、「引き分けより勝ちを全員が目指していた。ただ、勝ちにはできなかったけど、ああいう展開で勝ち点を1でも取れたのは次につながる」と結果を前向きに捉えている様子。一方で、「相手が間で受けてくるのはわかっていた。前からプレスに行くのがあまりうまくいっていなかったので、そこをもうちょっとうまく配置だったり、ボールへの追い方というのができれば」と、2失点を喫した前半の内容に関しては課題を口にしている。

ブンデスリーガで2試合連続先発。新天地で確かな経験を積んでいるが、「全然満足できていないし、個人としてもまだうまくいっていない。スピード感が速くて、自分の中ではまだ距離感やボールに強くいくということができていない」と本人に満足感は無し。それでも初戦に比べてパフォーマンスは明らかに上がっており、1点目に繋がった場面を含め「バランスを見ながらなるべくいい位置でボールを受け、展開できるような時間を増やせたらいい」とさらなる成長を求めている。

「いち早くチームにフィットして、自分の良さというのをもっと出して勝利に貢献できるようにやっていきたい」と力強く語った佐野。ここから代表ウィークとなるが、「生活の部分を含めても慣れること」を重要視しながら次節へと向かっていく。

次節、マインツはブレーメンと、シュトゥットガルトはボルシアMGと対戦する。

コメント

  1. 匿名 より:

    遠藤と同じようなルートありそうだな

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