
日本代表が「アウェーのサウジアラビア戦」で初勝利だ。10月10日の北中米ワールドカップアジア最終予選で、日本は敵地で2-0の勝利を収めた。14分に先制し、81分に突き放す完勝劇の中心に、守田英正がいる。
早い時間に先制し、押し込まれてもじっくり耐えて、セットプレーで突き放し、相手の戦意をそいで無失点で勝利を手にする。日本がサウジアラビアにアウェーで完勝だ。
「完全アウェーでしっかりゼロで抑えて複数得点で勝てたのは自信につながります。ただ、1勝は1勝。そんなに何も考えていないというか、勝ててよかったです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed88e8d0d02012a8b0bf40484c63df05c1b068b0
早い時間に先制し、押し込まれてもじっくり耐えて、セットプレーで突き放し、相手の戦意をそいで無失点で勝利を手にする。日本がサウジアラビアにアウェーで完勝だ。
「完全アウェーでしっかりゼロで抑えて複数得点で勝てたのは自信につながります。ただ、1勝は1勝。そんなに何も考えていないというか、勝ててよかったです」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed88e8d0d02012a8b0bf40484c63df05c1b068b0
守田英正は間違いなく日本の大黒柱だ
【日本代表】完勝劇の中心に守田英正がいる。「明らかに相手が困っていた」感性とバランスの結実 – サッカーマガジンWEBhttps://t.co/5Yo3EHMY7d#サッカー日本代表 #A代表 #daihyo #北中米W杯予選 #アジア最終予選 #サウジアラビア戦 #守田英正 #遠藤航 #鎌田大地
— サッカーマガジン (@soccer_m_1966) October 10, 2024
守田英正は冷静だ。アウェーでのサウジアラビア戦は過去3戦全敗で、ようやくつかんだ勝利だ。それでも、いまの日本の実力の高さとこの日の卓越した試合運びからすれば、それも「正当な1勝」という認識なのだろう。
その中心に、守田がいた。
速く攻めるところとじっくり落ち着かせるところのタイムマネジメント。攻守の切り替えの激しさと安定感。そして、自らがゴール前に勝負に出る嗅覚。そのすべてによって、この日の日本代表の指揮官になった。
「航くんが後ろめにいるので、スキあらば前に行くことは狙っていました」
ボランチでコンビを組む遠藤航に後ろを任せ、一気に前に出たことがいきなり功を奏する。14分、右から堂安律が持ち上がって逆サイドへ、三笘薫がワンタッチで折り返したときにはもう、守田はゴール前に進入していた。ヘッドで優しく渡すと鎌田大地が押し込んで、幸先の良い先制ゴールをアシストした。
「大地がいい感じに下りてきてくれて流動性も生まれて、僕が前に上がれるスペースができました。僕がアシストしたのもそうで、ああやってボックス内に入っていければ効果的だと思いますし、すごくバランスが良かったかなと」
後ろに構える遠藤と、インサイドハーフとして前線に絡む鎌田。その間でうまく立ち回りながら効果的な場所を見つけて攻めた。
「明らかに相手が誰についていけばいいか、どこを守ればいいか困っていた印象がありました。本来は僕が最終ラインに下りて航くんが真ん中、ということがいままでは多かったんですけど、今日は試合前に話したときに航くんが下りるということだったので、それがうまくいきました」
守田ではなく遠藤が下がる役割を引き受けたことによって、相手を混乱させた。ただ、変化がその一つだけにとどまらなかったことがこの日のポイントだと振り返る。
「航くんが下りてからの2次配置のところも、ちゃんと大地が間に入ってきてくれて、一人だけが下りてほかがそのままの配置ということがなくて、バランスが良かった」
それぞれが流動的に、相手と仲間を見ながら正しくプレーする。鬼門とも言えるアウェーでのサウジアラビア戦でも揺るぎなかったという事実は、その感性がチーム全体に行き渡っていることを証明している。
その中心に、守田がいた。
速く攻めるところとじっくり落ち着かせるところのタイムマネジメント。攻守の切り替えの激しさと安定感。そして、自らがゴール前に勝負に出る嗅覚。そのすべてによって、この日の日本代表の指揮官になった。
「航くんが後ろめにいるので、スキあらば前に行くことは狙っていました」
ボランチでコンビを組む遠藤航に後ろを任せ、一気に前に出たことがいきなり功を奏する。14分、右から堂安律が持ち上がって逆サイドへ、三笘薫がワンタッチで折り返したときにはもう、守田はゴール前に進入していた。ヘッドで優しく渡すと鎌田大地が押し込んで、幸先の良い先制ゴールをアシストした。
「大地がいい感じに下りてきてくれて流動性も生まれて、僕が前に上がれるスペースができました。僕がアシストしたのもそうで、ああやってボックス内に入っていければ効果的だと思いますし、すごくバランスが良かったかなと」
後ろに構える遠藤と、インサイドハーフとして前線に絡む鎌田。その間でうまく立ち回りながら効果的な場所を見つけて攻めた。
「明らかに相手が誰についていけばいいか、どこを守ればいいか困っていた印象がありました。本来は僕が最終ラインに下りて航くんが真ん中、ということがいままでは多かったんですけど、今日は試合前に話したときに航くんが下りるということだったので、それがうまくいきました」
守田ではなく遠藤が下がる役割を引き受けたことによって、相手を混乱させた。ただ、変化がその一つだけにとどまらなかったことがこの日のポイントだと振り返る。
「航くんが下りてからの2次配置のところも、ちゃんと大地が間に入ってきてくれて、一人だけが下りてほかがそのままの配置ということがなくて、バランスが良かった」
それぞれが流動的に、相手と仲間を見ながら正しくプレーする。鬼門とも言えるアウェーでのサウジアラビア戦でも揺るぎなかったという事実は、その感性がチーム全体に行き渡っていることを証明している。