「不慣れな役割で悪化」パレスで苦戦するMF鎌田大地、現地紙は起用法に問題と同情も「現状は失望を与えている」 | footcalcio

「不慣れな役割で悪化」パレスで苦戦するMF鎌田大地、現地紙は起用法に問題と同情も「現状は失望を与えている」

鎌田大地
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今季プレミアリーグのクリスタル・パレスに加入したサッカー日本代表MF鎌田大地。しかし、同クラブは開幕から低調なパフォーマンスが続き、鎌田自身も新天地ということもあり適用に苦しんでいる。英メディア『SkySports』は現地時間17日に、思うようにいかない鎌田とパレスの現状について報じていた。 

昨季途中に就任したオリヴァー・グラスナー監督のもとで、7勝3分け3敗という成績を残していたパレス。今季は昨年以上の躍進が期待されていたものの、開幕から7試合を消化して3分4敗と勝ち星がなく、とうとう降格圏内に低迷してしまっている。この成績を受けて、現地では早くも監督解任を望む声も上がっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/918e491bbc57c4887b80516e6b011cf7009d0a09

パレスで苦戦する鎌田大地



未だ勝利なしと厳しいシーズンが続くパレスに、同メディアは注目。クラブのパフォーマンスが上がらない中、プレミアリーグの適用に苦しんでいる鎌田についても言及していた。

「フランクフルトでグラスナー監督とタッグを組んだという歴史があることから、鎌田は大きな期待とともにチームに加入した。しかし、現状は失望を与えている。デビュー戦のブレントフォードとの試合では平凡で、それ以降調子も上がっていない」

もっとも起用法が鎌田に悪影響を与えていると同情的な見方もしており、「彼の適応面での苦悩は、不慣れな守備的MFの役割を担うことによって悪化している」と述べた上で、「もっとも、これは監督が鎌田に対して責任を取らなければいけない。日本代表選手はサウジアラビア戦で得意の10番としてプレーをし、ゴールも決めている。指揮官がこれに気づくかどうかは、時間が経過するとともに判明するだろう」と、言葉を続けていた。

鎌田の苦しい状況はスタッツにも現れており、チャンスメイク数6(チーム5位)、アシスト期待値0.21(10位)、シュート数4(7位)と、日本代表での活躍とは打って変わって平凡なものだった。
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果たして鎌田とパレスは、ここから巻き返すことができるだろうか。

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