今季のCLで、リヴァプールは開幕戦のナポリ(イタリア)戦をまさかの1-4で落とし、黒星スタートとなっていた。それでも、続くアヤックス戦ではホームの声援を背に2-1で勝利すると、レンジャーズ(スコットランド)との連戦では2連勝を記録。安定して勝ち星を積み重ね、決勝トーナメント進出に王手をかけた。一方、アヤックスはグループステージ突破のために勝利がマストとなる。
リヴァプールは直近のプレミアリーグ第13節ノッティンガム・フォレスト戦(●0-1)からスターティングメンバーを3名変更。トレント・アレクサンダーアーノルド、ジョーダン・ヘンダーソン、ダルウィン・ヌニェスが先発に復帰した。一方、アヤックスは22日に行われたエールディヴィジ第11節RKCワールワイク戦と同じ11名をスタートから送り出している。ドゥシャン・タディッチやステーフェン・ベルフワインらがスタメンに並んだ。
【スコア】
アヤックス 0-3 リヴァプール
【得点者】
0-1 42分 モハメド・サラー(リヴァプール)
0-2 49分 ダルウィン・ヌニェス(リヴァプール)
0-3 52分 ハーヴェイ・エリオット(リヴァプール)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f7dd75bf58c246d513195807dc09f858200dad43
リヴァプールのCL決勝トーナメント進出が確定
42分にはリヴァプールがチャンスを作り出す。左サイドに流れたヘンダーソンが前を向き、右足アウトサイドでアーリークロスを供給する。このボールに反応したのはモハメド・サラー。飛び出してきたGKが反応できない浮き球シュートをダイレクトで沈め、リヴァプールが先手を取った。続く44分にはアンドリュー・ロバートソンが中央へと切り込んで逆サイドにパスを送ると、待っていたロベルト・フィルミーノはダイレクトでボックス内の逆サイドへ。詰めていたヌニェスがダイレクトで狙ったが、シュートはポストに嫌われた。試合はこのままハーフタイムに突入している。
後半に入ってもリヴァプールが試合の主導権を握る。49分、ロバートソンの蹴った左コーナーキックからヌニェスがヘディングシュートを沈め、リードを広げた。続く52分にはアレクサンダー・アーノルドからのボールを引き出したサラーがスルーパスを送ると、背後のスペースへ走っていたハーヴェイ・エリオットが反応。相手DFの前に入ってシュートコースを確保すると、右足でニアサイドを撃ち抜いた。リヴァプールが勝利を決定付ける3点目を記録した。
その後はアヤックスも1点を返すべく反撃に出たが、決定的なシーンを作り出すことはできず。試合はこのままタイムアップを迎え、リヴァプールがCLで4連勝を飾った。決勝トーナメント進出を確定させ、次節の“首位決戦”に臨む。一方、アヤックスはグループステージ敗退が決定。最終節は3位を確保するための戦いとなる。