チェルシーがECLプレーオフ先勝 常本佳吾は先発フル出場でムドリクと対峙…前半に攻撃面で存在感

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UEFAカンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフ第1戦が22日に行われ、チェルシー(イングランド)とセルヴェット(スイス)が対戦した。

今夏の移籍市場で積極補強を行ったチェルシーは、MFキアナン・デューズバリー・ホール、MFレナト・ヴェイガ、FWペドロ・ネトら多くの新加入が先発に名を連ねた。一方、アウェイのセルヴェットは、リーグ戦全5試合で先発出場中のDF常本佳吾がこの試合でも右サイドバックでスタメンに入った。

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ムドリクと対峙したDF常本佳吾



前半立ち上がりは、ホームのチェルシーが攻撃を仕掛ける展開となったが、セルヴェットもすぐに流れを取り戻す。14分にはFWデレック・クテサが常本とのパス交換でシュートまで持ち込み、ゴールに迫った。

その後も一進一退の攻防が続いた。チェルシーは28分にMFミハイロ・ムドリクがインサイドに入り込んでフリーでミドルシュート。一方、セルヴェットも38分にセットプレーからゴールに迫るが、新加入GKフィリップ・ヨルゲンセンのセーブに阻まれた。

前半の常本は、周囲の状況を見ながら柔軟なポジショニングを取り、29分には高精度の鋭いアーリークロスを入れてチャンスメイク、39分には遠めから強烈なミドルシュートを放つなど、攻撃面で大きな存在感を放った。一方、守備面では対峙するムドリクに1対1でやや苦戦する場面もあったが、周囲との連係で失点は許さず、前半を0-0で折り返した。

後半に入ると、早々に試合が動いた。チェルシーがセルヴェットの右サイドでボールを奪うと、スルーパスに反応したクリストファー・エンクンクがGKジェレミー・フリックに倒されてPKを獲得。これをエンクンクが自ら決めて、チェルシーが先制に成功した。

リードしたチェルシーは52分にも決定機を創出。セルヴェットGKフリックにプレスをかけたマルク・ギウがロングフィードを足に当てると、あとはゴールに流し込むだけかと思われたが、必死に戻ったGKフリックにセーブされ、得点を奪うことはできなかった。

追加点を狙うチェルシーは58分にコール・パルマー、ノニ・マドゥエケ、エンソ・フェルナンデスを投入。すると、76分にマドゥエケが背後へ抜け出し、ニアサイドに強烈なシュートを突き刺して、ゴールネットを揺らした。

2点を追いかける展開となったセルヴェットは、81分に常本が内側から味方を追い越してラストパスを送るが、味方には合わず。ジェレミー・ギルムノのミドルシュートもF・ヨルゲンセンの好セーブに阻まれ、86分のティエモコ・ワタラのシュートも相手DFに当たってクロスバーに嫌われた。

終盤はセルヴェットが攻勢を強めたが、試合はこのまま2-0で終了。チェルシーがECLプレーオフ第1戦で勝利し、本戦出場へ大きく近づいた。

2ndレグは30日に行われる。

コメント

  1. 匿名 より:

    常本佳吾も早くステップアップしてほしい選手
    プレミア2部でも通用すると思いうけどね。

  2. 匿名 より:

    プレミア2部ってセリエA2部みたいな言い方だな

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