
日本サッカー協会は1日、東京都内で会見を開き、11月20日開幕のW杯カタール大会に出場する日本代表メンバー26人を発表した。登壇した森保一監督(54)は26人の名前を読み上げたあと、「今のベストの選手を選択したと自信を持っていますが、力のある選手はまだまだいますので、その選手のことを思うと複雑な心境」と選考での苦悩を語った。
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W杯メンバー発表を受けて行われる予定だった神戸の記者会見場

DF吉田麻也(シャルケ)やMF三笘薫(ブライトン)、MF久保建英(レアル・ソシエダード)らが順当に選出。その一方で、FW大迫勇也(神戸)、FW古橋亨梧(セルティック)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)らが落選となった。
「決断は最終的には今朝しました」と指揮官。1トップに入る選手では、W杯最終予選でも活躍したFW大迫やFW古橋が落選となったが、「これまでと今、W杯での戦いをシミュレーションした時に、優先順位としてこの選考になった」と選考事情を語った。
日本にとっては今大会が7大会連続7度目のW杯となる。史上初の8強入りを目標に掲げて2018年9月から活動をしてきた指揮官は「W杯では日本の代表、日本人としての誇りを持って、日本人らしくチーム一丸となって、最後まで戦い抜きたい」と意気込んだ。
