セルジオ越後氏、森保監督の気になるプランを分析「先輩が守るから、若いのが暴れてこいという選び方」 | footcalcio

セルジオ越後氏、森保監督の気になるプランを分析「先輩が守るから、若いのが暴れてこいという選び方」

ネタ・談話

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今月20日からカタールで開幕される「FIFAワールドカップカタール2022」日本代表(SAMURAI BLUE)選手のメンバー発表記者会見が1日14時から行われ、森保一監督によってW杯を戦う全26選手が発表された。今回のメンバーについてサッカー解説者のセルジオ越後氏は「大きなサプライズはない」としながらも、森保監督の狙いについて「先輩が守るから、若いのが暴れてこいという選び方」と分析した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f601bff387366a0c78e8f388f9dabba46602724

若くて速いカウンターができる選手が非常に目立った。戦術が見えてきた

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「原口が外れたとか、古橋が外れたとか…印象に残ったのは守る選手の年齢が高くてベテランが多い。攻撃的な選手は結構若い選手。あと、W杯初出場がすごく多い」

ABEMAで日本代表メンバー発表会見の解説を務めたセルジオ越後氏は、そのように第一印象を切り出すと「先輩が守るから、若いのが暴れてこいという選び方。世代交代だ」と続けた。

さらにドイツやスペインといった強豪を相手に森保監督がやろうとしているサッカーについては「守らないといけないサッカー」と指摘。また大迫が選考から漏れたことについては「不動のフォワードだった」としつつ「采配的なこと」と漏れた理由を分析。「1トップを置いておいてというのは、アジアなどある程度格下の相手なら収まるが、レベルが高いところに対しては守る意識が強くなる。若くて速いカウンターができる選手が非常に目立った。戦術が見えてきた」と語った。

一方、大迫が抜けたところに入る選手としては「上田綺世(セルクル・ブルージュ/ベルギー)が入るか、最初から前田大然(セルティック/スコットランド)で行くか。浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)、三笘薫(ブライトン/イングランド)、伊東純也(スタッド・ランス/フランス)といったスピードがある選手。プレスかけるにも必要だし、守って守ってカウンターするのに交代も含めて選んでいるのでは」などと、W杯で世界の強豪と相対する森保監督のプランを推測した。

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今後、チームは17日にアラブ首長国連邦(UAE)でカナダと国際親善試合を実施。史上初のベスト8以上を目指す本大会は23日にドイツとの初戦を迎え、27日にコスタリカ、12月1日にスペインと対戦する。
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