
ボルシアMG(勝ち点19)は前節、ボーフムに痛い敗戦。9位に後退した中、ワールドカップを前に板倉がベンチ入りした。
一方、前節ヴォルフスブルクに競り負けて6位に後退したドルトムント(勝ち点26)はムココを最前線に、2列目に右からレイナ、ブラント、マレンと並べた。
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板倉、約2カ月ぶり出場
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— Borussia (@borussia) November 11, 2022
しかし19分、ドルトムントが追いついた。ベリンガムのフィードでディフェンスライン裏を取ったブラントがボックス中央に侵入。ももトラップから反転、左足ボレーの難度の高いシュートを決めきった。
それでも26分、ボルシアMGがすかさず勝ち越す。ボックス右付近からのホフマンのFKをベンセバイニがヘッドで叩き込んだ。
さらに30分、ボルシアMGが突き放す。シュティンドルのパスを受けたテュラムがN・シュロッターベックを振り切って独走。GKもかわして無人のゴールに流し込んだ。
33分にはドルトムントに決定機が訪れるも、ムココのゴール至近距離からのヘディングシュートはGKオルショウスキのファインセーブに阻まれ、レイナのシュートはゴールライン前のベンセバイニの好カットに阻止された。
それでも40分、ドルトムントがCKの流れから1点差とする。ジューレのヘディングシュートはGKオルショウスキにセーブされたが、ルーズボールをN・シュロッターベックが押し込んだ。
ボルシアMGが3-2として迎えた後半、開始1分にコネのミドルシュートが決まってリードは再び2点に。
追うドルトムントは60分、N・シュロッターベックに代えてモデストを投入し、攻撃に人数をかけていく。
69分にはボルシアMGに5点目が生まれかける。テュラムが独走してホフマンと並走。最後はホフマンがネットを揺らしたが、VARの末にフンメルスへのファウルがあってノーゴールとなった。
それでもボルシアMGが終盤にかけては危なげなく試合を進め、時間を消化。88分には板倉が実戦復帰した中、ボルシアMGが4-2で快勝とし、W杯ブレイクに入ることとなった。