
現地時間11月12日に開催されたスコットランドリーグの第16節で、日本人4選手を擁する首位のセルティックは、10位のロス・カウンティとホームで対戦。古橋亨梧、前田大然、旗手怜央が揃って先発した。今シーズンいまだ公式戦の出場がない井手口陽介は、ベンチからも外れた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/11c1d748d2c27cb34c281aa509a048cd5ccc2d77
中盤で躍動した旗手。2アシストと見事に結果を残した

古橋亨梧と前田大然の両ストライカーは不発に終わるなか、ひとり気を吐いたのが旗手だ。まずはPKで先制され迎えた62分、ペナルティエリア手前でパスを受けると、リズムに乗ったドリブルで相手数人を剥がし、中央へラストパス。デイビッド・ターンブルの同点弾を完璧にお膳立てする。
これで勢いに乗ると、68分には的確なリターンパスでセアド・ハクサバノビッチの逆転弾を演出。圧巻の2アシストで、2-1での逆転勝利の立役者となった。
鮮烈なパフォーマンスを見せた24歳のMFを現地メディアは激賞しており、『Glasgow Live』は採点記事でチーム単独トップの8点を付与。寸評にはこう綴っている。
「2人の相手選手を打ち負かす魔法のようなドリブルで、ターンブルをゴールに導けば、ハクサバノビッチとのワンツーでチームを逆転させた。静かな午後から5分でスタジアムをライトアップしてみせた」
また、『SCOTTISH DAILY EXPRESS』も同様に単独トップの8点評価で、惜しみない賛辞を寄せている。
「とても活発で、カウンティは彼を封じ込めるのが非常に困難だった。同点弾のお膳立ては素晴らしいプレーだった」