スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧がカタール・ワールドカップ(W杯)に臨む日本代表メンバーから落選した選考を巡り、元日本代表FWが「予想どおり」とした見解に海外メディアが注目。「古橋を外したのは正しい判断だったと信じている」と伝えている。
日本代表の本大会メンバー26人の顔ぶれは大方、予想の範疇だった一方、森保ジャパンの主力メンバーの1人とされてきた古橋の落選は大きなトピックに。セルティックで勝負強さを発揮しているストライカーのメンバー外は驚きのニュースとして取り上げられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/adb8830eca53494ca6ffd948feec08a5f0d19205
元日本代表FW玉田氏の見解に海外メディア注目「スターが抱える切迫した問題を…」
この選考について、W杯2大会連続での出場経験を持つ元日本代表FW玉田圭司氏は、「FOOTBALL ZONE」の取材で「予想どおり」とし、その理由を「彼を生かす術が今の日本代表にはない」と指摘。セルティックでは多くの試合でボールを支配する展開となり、そのなかで古橋は得点力を生かしてきた。
一方で、日本代表では状況が異なると玉田氏は言及。「今の日本代表だと1、2回のチャンスをどうモノにしていくか。FWには前線からのプレス、あるいは、起点になる役割が求められている。そう考えると古橋選手が入る位置が見当たらないなというのが率直な印象です」と語っていた。
この発言に注目したのが、スコットランド紙「ヘラルド」だ。「古橋亨梧の日本代表落選は『驚きではない』 セルティックのスターが抱える切迫した問題をレジェンドが解説」と見出しを打ち、「ワールドカップへの出場経験を持つ玉田は、古橋を外したのは正しい判断だったと信じている」と伝えた。