フランクフルト指揮官、長谷部誠の浦和凱旋に「素晴らしい光景」…指導者としても評価

フランクフルトのオリヴァー・グラスナー監督が記者会見で浦和レッズ戦について振り返りつつ、長谷部誠を称えた。

フランクフルトは16日、ブンデスリーガジャパンツアー2022で浦和と対戦。試合は立ち上がりから浦和がチャンスを活かしてキャスパー・ユンカーが2ゴールを奪う。後半にフランクフルトも反撃を見せたが、浦和に2-4と敗れている。

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グラスナー監督と長谷部誠

グラスナー監督は試合後、「日本に来て浦和レッズと試合できて嬉しく思います。勝つべくして勝った。いいプレーをしていたと思うし、勤勉なサッカーでした。我々は移動が昨日だったので、疲れが残っていて最高の状況ではありませんでした」と総括した。

また、後半途中からピッチに立ち、古巣へと凱旋した長谷部についても言及。多くのサポーターから歓迎されていた光景に目を細めていたようだ。

「長谷部が入ったときにサポーターが拍手してくれていました。それは素晴らしい光景でした。選手として人として、浦和サポーターの皆に素晴らしいと認めてもらっていたということ。それを日本で見ることができて感動したし、嬉しく思いました」

会見では指導者としての長谷部の今後のキャリアについても質問が飛び、グラスナー監督は「彼は私の目から見て、プレーをする監督に近い。決断するのは長谷部だが、監督になると選手よりも『もっと大変だよ』と伝えたい。ただ、彼はまだ選手だが、コーチとして若い選手に助言もするし、ゲームも作るし、鼓舞もしてくれている。（監督になる）そういった質は持ち合わせていると思う」と答えた。