1泊3万円なのに「プレハブの避難小屋」 カタールW杯、問題の宿泊施設に日本人も衝撃 | footcalcio

1泊3万円なのに「プレハブの避難小屋」 カタールW杯、問題の宿泊施設に日本人も衝撃

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サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間20日にいよいよ開幕。4年に一度の戦いに世界中のファンが注目を寄せるが、現地では問題を抱える宿泊施設が複数あるようだ。現地で業者に話を聞いた英紙によると「地獄だよ」「こんなに居心地の悪いところは初めて」などと語っていたという。画像付きで記事を掲載している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7a7d9997502a802f322ed8fcaae45ffd41048112

開幕2日前の時点で受け入れ態勢が整わない宿も

英紙「ガーディアン」は「カタールW杯2022、開幕まで48時間を迎えるもファンビレッジはいまだ建設中」との見出しで記事を掲載。「イングランドとウェールズの多くのファンが宿泊すると思われるオフィシャルファンビレッジは、開幕まで48時間を切っているものの、まだ建設中の状況だ」と、開幕2日前の時点で受け入れ態勢が整っていない宿泊施設があることを伝えている。

同紙では21日に米国―ウェールズ戦が行われるアフメドビンアリー・スタジアムに隣接する宿泊施設「The Rawdat Al Jahhaniya」を現地取材。「サポーターを泊める何百もの海上コンテナの横にフォークリフトトラックとブルドーザーが放置されていた」と、工事現場のような場所であったことを伝え「ここで驚くべきことは、金曜にオープンしたこの施設はダブルルームキャビンが1泊172ポンド(約2万8700円)ということだ」と価格も伝えている。

FIFA公式サイトでも紹介された施設だが、記事では「映画館などがあるとなっている。しかしながら見当たらず、見えないところにあるのかもしれない。その一方で、フィットネスセンター・ジムはメインエントランス近くの道に設置されているようだった」とも記されている。

同紙は「ファンにクエスチョンマークを付けられているのは、The Rawdat Al Jahhaniyaだけではない」とし、英紙「タイムズ」が報じた宿泊施設「Ras Bu Fontas」についても触れている。

タイムズ紙は1日6000人を受け入れる同施設の業者2人の不安を紹介。1人は「地獄だよ。キャビン内の冷房はほとんど効かず、まるで戦闘機の離陸時のような音がする。それに一日中つけていても27度だ。あのうるさい音では夜つけることはできないよ」と冷房設備に問題があると語っていたという。

さらに別の1人は、シングルベッドについて「岩のように硬く、床で寝た方がいいんじゃないだろうか。こんなに居心地の悪いところは初めてだったよ。悪夢だ。1日2日はまだしも、それ以上は恐ろしいよ」と語ったそうだ。

ガーディアン紙が施設側に問い合わせたところ「回答を避けている」とのこと。ツイッター上では画像を見た日本のファンも「プレハブの避難小屋だぞ」などと反応していた。

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