フランス、史上3カ国目の連覇まで残り1勝! 2大会連続決勝進出…モロッコは3位決定戦へ

ワールドカップ

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FIFAワールドカップカタール2022・準決勝が14日に行われ、フランス代表とモロッコ代表が対戦した。

史上3カ国目の連覇を掲げて大会に臨んでいるフランス代表は、大会一番乗りで決勝トーナメント進出を決めた。最終的にはグループDを2勝1分で通過すると、決勝トーナメント1回戦ではポーランド代表を圧倒し、3-1での勝利を飾った。準々決勝ではイングランド代表との激闘を2-1で制して、2大会連続のベスト4進出。60年ぶりの連覇まで残り2勝となっている。一方、モロッコ代表はグループFを2勝1分で首位通過すると、決勝トーナメント1回戦ではPK戦の末にスペイン代表を撃破。準々決勝ではユセフ・エン・ネシリの得点を守り切ってポルトガル代表に1-0で勝利し、アフリカ勢初となるベスト4進出を果たしていた。ここまで1失点と強固な守備、そして鋭い攻撃を武器に決勝進出を狙う。

フランス代表は準々決勝からスターティングメンバーを2名変更。体調不良の影響で前日練習を欠席していたアドリアン・ラビオ、ダヨ・ウパメカノが先発を外れ、イブライマ・コナテとユスフ・フォファナがスタメンで起用された。一方、モロッコ代表も2名を変更。ノゼア・マズラウィが先発に復帰し、5バックが予想される布陣を組んでいる。

【スコア】
フランス代表 2-0 モロッコ代表
【得点者】
1-0 5分 テオ・エルナンデス(フランス代表)
2-0 79分 ランダル・コロ・ムアニ(フランス代表)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a5fdd9c1e1391012261ae312a1ae2ab56f970f8f

ワールドカップ決勝戦はアルゼンチンvsフランスに

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試合の均衡は序盤に破れる。5分、ボールを保持して敵陣に押し込み続けたフランス代表は、ラファエル・ヴァランのパスにアントワーヌ・グリーズマンが反応。一瞬の動き直しで前を向いてパスを引き出し、ペナルティエリア右に侵入すると、マイナスへの折り返しにキリアン・エンバペが合わせた。このシュートはブロックされたものの、こぼれ球にテオ・エルナンデスが反応。出てきたGKボノに当たらないようボレーシュートを叩き込み、フランス代表が先手を取った。

1点ビハインドとなったモロッコ代表は10分、左サイドのパス回しから前進すると、ボックス手前からアゼディン・ウナヒが強烈なミドルシュート。この一撃はGKウーゴ・ロリスに弾き出された。17分には背後からのロングボール1本でオリヴィエ・ジルーが最終ラインの裏に抜け出すと、そのまま左足でフィニッシュ。強烈なシュートはポストを直撃した。

その後はモロッコ代表が良い形でゴールに迫り続ける時間が続くも、21分にアクシデント。負傷を押して出場していたロマン・サイスがプレー続行不可能に。キャプテンマークはハキム・ツィエクに受け渡された。44分には右コーナーキックから、ジャワド・エル・ヤミクがオーバーヘッドシュート。遂にこじ開けたかと思える一撃は、惜しくもポストに嫌われる。前半はこのままフランス代表の1点リードで終了した。

後半に入っても試合の様相は変わらない。54分にはスルーパスに抜け出したヤヒア・アティヤット・アッラーがペナルティエリア左に侵入し、相手DFのタイミングをずらして中央へ送るも、最後はコナテにクリアされる。こぼれ球を拾ったソフィアン・アムラバトがミドルシュートを狙うも、シュートは枠を外れた。

モロッコ代表がなかなか仕留めきれずにいると、試合が終盤に差し掛かったタイミングでフランス代表攻撃陣が牙を剥く。中央からボールを持ち運んだフォファナがエンバペに繋ぐと、華麗なターンで前を向き、左のマルクス・テュラムを使う。テュラムは相手を引きつけてマイナスに折り返すと、エンバペは細かいタッチでボックス内に侵入。DFの間を割って入ってファーサイドへ送ると、最後はランダル・コロ・ムアニが押し込んだ。フランス代表が大きな大きな追加点を記録している。

最後まで猛攻を続けて決定機を作り続けたモロッコ代表だったが、フランス代表の守備陣を破れない。試合はこのままタイムアップを迎えた。勝利したフランス代表は、1958年スウェーデン大会と1962年チリ大会でブラジル代表が成し遂げて以来、60年ぶりの大会連覇まで残り1勝となっている。一方、モロッコ代表の冒険はここで終焉を迎えることに。90分間を通して幾度となく好機を作り出したが、1点が遠かった。


決勝戦は18日に行われ、フランス代表はアルゼンチン代表との対戦が決定。一方、17日の3位決定戦に回ったモロッコ代表は、グループステージで同居していたクロアチア代表と再び対戦する。試合は両日ともに、日本時間24:00キックオフ予定だ。

コメント

  1. 名無し より:

    対仏のモロッコこそが、堂安達が言ってた自分たちのやりたかったサッカーだったんだろうなと思ったわ
    フランス相手に五分でボール持って押し込む時間も多かった。モロッコ強かったよ
    今の代表では今日みたいな試合は残念ながらまだ無理だよね
    ベスト8の壁の高さを思い知った感じがする

  2. 名無し より:

    ベスト4の壁だと思うけどな

  3. 名無し より:

    >>2
    >>1が言ってるベスト8の壁は日本に対してだと読めるが?

  4. 名無し より:

    >>1
    【俺達のサッカー】は強者のみに許された権利だわな
    日本がやったら虐〇されるだけ

  5. 名無し より:

    >>2
    モロッコもだけど、あそこまで勝ち上がる国はスタメンはほとんどCLでノックアウトステージに上がるようなクラブに所属する選手が並んでるね
    今でも昔よりは選手個人の能力は上がってるけど、強豪相手に自分たちが主導権握って試合したいなら、そのくらい個人の能力を上げる必要はありそう

  6. 名無し より:

    サムネイル画像がムバッペが禿げ頭を叩こうとしてるみたい

  7. 名無し より:

    >>1
    実際スペインドイツ相手にも日本ならボールもてたと思うよ
    ただ攻守とも最後のとこの精度が違うから内容は五分に近くてもそのやり方だと結局0-2とかで負けてたと思う
    丁度昨日のモロッコがそんな感じだった

  8. 名無し より:

    そもそもボノ・ジエシュ・エンネシリ・ハキミがいる時点で地力があるわ
    特にトーナメント方式で重要なキーパーってポジションにボノいるのがでかい
    クルトワを抑えてラリーガ最優秀GK受賞してるからな
    日本や他のアジアと比べるのは酷
    アフリカ勢でもここまでのタレント揃えてるのマネ怪我しなかった場合のセネガルくらいだろ

  9. 名無し より:

    2回目の時はせいやちょっとネタ的に言ってるだろ。

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