
もちろん、大会を沸かせた日本代表選手も、国内外においてそれぞれの日常に戻りつつある中、まさに再スタートを切ろうとしているのがボルシアMGの板倉滉だ。
カタールでは、グループステージの3試合でフル出場し、初戦のドイツ戦では浅野拓磨の逆転ゴールをお膳立てする絶妙なロングパスを供給している。累積警告による出場停止でクロアチア戦はピッチに立てなかったものの、今大会の躍進を支える会心のパフォーマンスを見せた。
だが、9月に左ひざ内側側副靱帯断裂の重傷を負い、ほぼぶっつけ本番だったことで、W杯直前までメンバー選出や、大会出場を疑問視する声は絶えなかった。
ブンデスリーガでも、中断前のボルシア・ドルトムント戦に出場したもののプレータイムは僅か2分。来月からのリーグ戦再開からが、クラブでの本当の意味での復帰と言えるだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1861c71fd24b613e338ea77fd2c874ebf71867d4
グループステージ3試合で好パフォーマンスを見せた板倉に、独紙も賛辞を送る

記事には「グラッドバッハの至宝、コウ・イタクラがいよいよ来週火曜日、ボルシア・パークの芝生に帰ってくる」と記されており、その上で「W杯ではドイツとの対戦で2-1の勝利に貢献、最高のディフェンスを披露した」とカタールでの働きを絶賛した。
また他にもクラブの状況についても触れており「ボルシアは今季序盤こそ上位につけていたが、彼が負傷でいなくなると順位は落ちてしまった」と指摘。加えて、ダニエル・ファルケ監督による「それまではシーズン最優秀選手のように感じていて、最高のパフォーマンスを見せていた。 もちろん、そのような存在は今も欠けている」と語ったコメントも紹介している。
同メディアは他にも「イタクラの復帰はボルシアのディフェンスを救うこととなるだろう」と大きな期待を込めて今後の見込みを述べている。
