ドイツ1部フランクフルトに所属するMF鎌田大地は、今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎える。契約満了後には移籍金ゼロで他クラブへ移ることができるようになり、来年1月からは海外クラブとの交渉が自由になる。そのため、鎌田の去就は大きな話題となっているなか、フランクフルト地元紙「フランクフルター・ルントシャウ」は、1月4日からのドバイキャンプ後にも、鎌田が移籍する可能性を指摘している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d48d5f5095443dc34e3140a49151746e274734b4
今シーズン限りで契約満了、去就動向が大きな話題に
鎌田の新天地候補には、欧州の複数クラブが浮上。来年1月4日からフランクフルトのドバイキャンプに合流する予定とされているなか、同じドイツ1部ボルシア・ドルトムントに加え、スペイン1部FCバルセロナからも関心が寄せられていると海外メディアで報じられている。
記事では「フランクフルトは、とても良い条件を価値あるMFに提示した。しかし、単純に(経済面で)上限に迫っており、他クラブと同じような条件は出せない。特に鎌田と彼の代理人は、受け入れるクラブからは契約金を受けることもあり、桁違いになる可能性もある」と指摘。現所属クラブとは「契約延長しないのは確実と見られている」とも伝えられている。
すでにフランクフルトは、鎌田の後釜を探し始めており、ドルトムントのドイツ代表MFユリアン・ブラントも候補に挙がっているという。今季の鎌田は公式戦22試合で12得点4アシストをマークしており、その市場価格は3000万ユーロ(約43億円)まで高まっている。
フランクフルトとしては、来夏に移籍金ゼロで退団されるよりも、冬の移籍市場で売却できる可能性を探るようだ。記事では「すべてのことが明確にならない限り、10日間のトレーニングキャンプが、鎌田がフランクフルトと活動をともにする最後の機会になる」とも報じられた。