日本サッカー協会(JFA)は28日、日本代表監督 発表記者会見開き、森保一監督の続投を発表した。
カタール・ワールドカップ(W杯)で“死の組”とされたグループEにおいて、ドイツやスペインから大金星を挙げて下馬評を覆す首位突破を果たした日本代表。決勝トーナメント1回戦ではクロアチア代表と対戦するも、1-1で迎えたPK戦の末に敗退。史上初のベスト8をあと一歩のところで逃したものの、戦いぶりは世界的に高く評価されていたことで2026年W杯までの続投が決まった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4a5fc34bb333d88b67b5e2ae07ead218ec18f21
「CFの発掘」が課題と技術委員長が言及
さらなる日本代表の成長へ向け、現時点における課題について問われると、反町康治技術委員長は「今回のW杯を通して見えてきたのは個の成長と発掘」と断言。そして「若い世代にこれから目を向けて起用していかないといけないし、CFの発掘には一番力を入れないといけません」と攻撃面における向上の必要性を口にした。
「W杯で攻撃における違いを作れた選手は、まだまだ多くありませんでした。(森保監督には)今後はもっと能動的なサッカーをすることに力を注いで頂きたいです」
また、森保監督は今後の日本代表で「自分たちがボールを握ってゲームをコントロールしていくことが必要」と言及。「今まで積み上げてきたことは活かしていかないといけないと思っていますし、さらにブラッシュアップをしていくことを考えていきたいと思います。続投したからと言って同じように上手くいくとは思っていません。自分自身が1番気を引き締めていかないといけない。全てにおいてのレベルアップ。個の発掘と育成を選手たちに働きかけていきたいです」と意気込んだ。