
トッテナムは前節ブレントフォード戦(2-2)からスタメンを4枚変更。FIFAワールドカップカタール2022決勝に出場したウーゴ・ロリスとクリスティアン・ロメロが先発に復帰し、前節ポカをしたエリック・ダイアーはベンチスタートに。デヤン・クルゼフスキは筋肉系トラブルでメンバーから外れ、ブライアン・ヒルが今季初先発を果たした。
【スコア】
トッテナム 0-2 アストン・ヴィラ
【得点者】
0-1 50分 エミリアーノ・ブエンディア(アストン・ヴィラ)
0-2 73分 ドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c992c03902015abc4d1e83dd570586dadf6e978
アストン・ヴィラは2試合ぶりの白星

なかなか両チームにチャンスが訪れないなか、最初に決定機を作ったのはトッテナム。40分、クレマン・ラングレのフィードに抜け出したイヴァン・ペリシッチがペナルティエリア右から浮き球で折り返し、ゴール前のハリー・ケインが頭で合わせたが、シュートはゴールラインの手前で相手DFにクリアされた。前半に得点は生まれず、試合はスコアレスで折り返す。
2023年最初の得点が生まれたのは50分、アストン・ヴィラが先制する。ドウグラス・ルイスのミドルシュートを相手GKロリスがキャッチし損ねると、こぼれ球をオリー・ワトキンスが回収。ボックス中央へと折り返し、最後はエミリアーノ・ブエンディアが押し込んだ。
公式戦10試合連続で相手に先制を許す形となったトッテナムは、なかなかシュートまで持ち込めない苦しい時間が続く。すると73分にアストン・ヴィラがリードを広げる。敵陣中央でのボール奪取から速攻に転じ、ペナルティエリア手前でパスを受けたジョン・マッギンは、狙い澄ました浮き球パスをペナルティエリア中央へと供給。反応したドウグラス・ルイスが相手GKとの一対一を制してゴールへ流し込んだ。
ホームチームが最後まで見せ場を作れないまま、試合は終了。3試合ぶりの黒星となったトッテナムは、1試合消化の少ないマンチェスター・Uに抜かれて5位に転落した。アストン・ヴィラは2試合ぶりの白星となった。