
1月2日に開催されたスコットランドリーグ第20節で、日本人6選手を擁する首位のセルティックは、勝点9差で2位の宿敵レンジャーズと敵地で対戦。開始5分に前田大然が鮮やかな先制点を奪った後に逆転されるも、88分に古橋亨梧が値千金の同点弾を叩き込み、2-2のドローに持ち込んだ。
クラブ公式サイトによれば、アンジェ・ポステコグルー監督は、「我々はとても良いスタートを切り、中盤で少し自分たちのやり方を見失ったが、最後に盛り返す術を見つけた」と振り返っている。
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宿敵レンジャーズと価値あるドロー

「ダイゼンはゴールを上手く決めたし、ずっと素晴らしかった。本当に相手を苦しめていたと思う。先ほども言ったように、試合の入りは良かったが、その後は自分たちらしくないミスを犯し、プレッシャーもないのにボールを渡し続け、流れを戻してしまった。一度こうなってしまうと、観客が彼らを応援するようになり、我々にとっては難しくなってしまうんだ」
ベストな展開とは程遠かったものの、なりふり構わず反撃を続け、エースが最終盤に叩き込んだ一発は、チームの執念が乗り移ったようなものだった。その粘りには大いに手応えを感じているようだ。
「彼らに迷いはないし、運命に身を任せたりもしない。今日は1―2で負けていて、観客も盛り上がっていて、今日は我々の日ではないと言うのは簡単だっただろうが、我々の選手たちは再び道を見つけた。キョウゴは必要な時にそこにいてくれたが、私たちはこれまでもそういう瞬間には誰かを見つけてきた。今日もそうしたということだ」