
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b455dca4f039a54e138807470231b6511774ad
第13回フットボールカンファレンスで議論、日本サッカーについて言及

「優秀なストライカーを日本で育てるためにどうすればいいか?」という質問を投げ掛けられたクリンスマン氏は、「ゴールを目指すのは、サッカーの中でごく自然な流れ。やっぱりゴールの喜びを子供の時から教えていくことだと思います。でも、ごく自然なことですよ。ゴールを目指していくというのは自然な流れですから。ですから、やはり楽しみ、喜びというのをどれだけ与えていけるかだと思います」と持論を展開した。
一方、ザッケローニ氏は「マリーシアってありますよね。それが日本にはないんですよね」と指摘。「私はやっぱり正しいプレーがいいと思ったのでそういうのを教えなかった。いくつかの試合では、それ(マリーシア)の問題で負けてしまったこともあります。しかし日本人のいいところは、そこがまたこれから良くなるのですが、速くて、耐久力・持久力があること。ですから日本が今回、スペインとドイツに勝ったことは偶然じゃないんですよ。やはり伸びている。今後もいい期待が持てると思います。FWついてはユルゲンも言いましたよね、育てる必要があると」と続け、日本のさらなる成長に期待を寄せた。
またベンゲル氏は「私は95年(~96年9月)に日本におりましたけども、その後、見事な進化を遂げたと思います。日本のリーグのレベルはかなり高くなっている。W杯でパフォーマンスを高めていくためには、スピード、アジリティーがこれから必要となっていくと思います。あとはストライカーですね。例えば精度を高めていくところが大事ではないかと思っております。またGKのスクールも必要ではないかと思っています。ストライカーにしてもゴールキーパーにしても、つまり専門性を高めるということです」とコメントし、専門性を高めた指導をポイントに挙げていた。
