
ボーフムの日本代表FW浅野拓磨はトーマス・レッチ新監督からの信頼を勝ち取ったようだ。ドイツ誌『キッカー』が伝えた。
浅野は昨年9月10日に行われた第6節シャルケ戦で右ひざ内側側副じん帯断裂の重傷を負い、カタール・ワールドカップ(W杯)直前まで離脱。初戦のドイツ戦で逆転弾を挙げるなど大舞台で活躍を見せた同選手は、9月後半に就任したレッチ監督の下では12月末のテストマッチまでプレーしていなかった。
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ムードメーカーとしての影響力にも期待

だが、レッチ監督はそんな浅野を高く評価している模様。W杯では「彼はどんな能力を持つか世界に見せつけたようなもの」と語るドイツ人指揮官だが、「とてもポジティブなキャラで、ほかにも広がるプラス思考を放つんだ」と、そのムードメーカーとしての影響力にも期待を寄せている。
なお、開幕からリーグ戦6連敗と絶不調なスタートを切ったボーフムは監督交代後のリーグ戦で4勝4敗の成績も、17位と降格圏から抜け出せていない状況。シーズン再開となるヘルタ・ベルリン戦(21日)での浅野の右サイドでの先発を予想する『キッカー』は、ボーフムにとって「攻守の切り替えにおいて、アサノのスピーディーなランは極めて重要な要素となるだろう」とも伝えた。
