
堂安はフライブルクの一員として14日に終了のスペインでのウィンターキャンプに参加。7日に行われたスイスのバーゼルとのテストマッチ(60分×2)には後半から出場し決勝点のアシストで3-2の勝利に貢献すると、先発した13日のハンブルガーSV戦(70分×2)では80分までプレー。6-2で大勝したこの一戦ではいくつかの好機を迎えるも結局ゴールに至らなかった。
そんな堂安は現地で『キッカー』の取材に応じ、昨夏にPSVから加わったフライブルクでの日々について言及。移籍してから、「セッション毎、週毎に改善していると感じています。(クリスティアン・シュトライヒ)監督が信頼してくれて、より優れた選手になるための良いアドバイスをしてくれます」と確かな手応えを得ている様子。「もっとゴールやアシストを決めなければいけませんけど、PSVでの昨シーズンよりずっと上手くプレーできていると思っています」と続けた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a441c04dd4cbbe683b1d942fff6f9a4ce799bfa4
フライブルクで目指す今季のゴール&アシスト数は?

インタビュー中、ちょうど通り過ぎたグリフォに向けて「僕にもPK蹴らせてよ」と笑顔で呼び掛けたという堂安はキャリアハイのスコアポイントを目指すようだ。21日にヴォルフスブルクとのアウェーマッチがシーズン再開戦となるフライブルクだが、日本代表は「今シーズンは合計10ゴール10アシストが自分の目標として現実的かなと考えます」と“宣言”している。
一方、堂安はW杯では日本の5ゴール中4ゴールに絡んだことについて「自分的にはとても大事なことでした」と振り返り、未だにベスト16での敗退は消化し切れていない様子をうかがわせる。「クロアチアに勝って次ラウンドに進むべきでした。ドイツとスペインに勝っていましたので」と悔しさを滲ませると、スペイン戦と同様に自身が同点弾を挙げ逆転勝ちに導いたドイツ戦にも触れた。記者によれば、堂安は「自身が働いている国に向けた温かい言葉というわけではない」と強調しながら以下のように語ったという。
「W杯で対戦した中、一番強かったのはドイツだと思います。スペインよりも脅威でした。僕たち相手に非常に良い前半を見せましたが、後半はリラックスし油断したのでしょう。でも、最後は(ドイツにとって)難しくなってしまいました。それでも彼らは強かったし、ベスト16に進出していたらいいところまで行けたのではないかなと思います」
なおブンデスリーガで2位につけるなど好調なチームだが、堂安は今後に向けて「特別なことを成し遂げることを希望し、僕たちは選手としてはもちろんまた欧州コンペティションの出場権を獲得したいですね」と意気込んでいる様子。また、3月のヨーロッパリーグのベスト16では「ビッグクラブと対戦して敗退に追いやって見せたいですね」とも熱意をもって話していた。
Trainingslager ✅ pic.twitter.com/THKmRQLY2B
— SC Freiburg (@scfreiburg) January 13, 2023