吉田麻也が第2次森保体制に初言及 メリット、デメリットを指摘「長くやればやるほど…」 | footcalcio

吉田麻也が第2次森保体制に初言及 メリット、デメリットを指摘「長くやればやるほど…」

吉田麻也

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日本代表DF吉田麻也(34=シャルケ)が、第2次森保政権について初めて言及した。JPFA(日本サッカー選手会)による「JPFAアワード」表彰式後に選手会長として取材対応。初の長期政権が決定した日本代表のメリットとデメリットを口にした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0edb91d0bdc4d623de35385ea3d6d9abc3c8f4

長くやればやるほどマンネリ化や選手の固定化は懸念されるところ。どう払拭していき、ポジティブな面をより出していけるかが鍵

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「新しいチャレンジを日本サッカーが選んだ」とし、「予選から本大会まで全部日本人監督で行くチャレンジはしたことなかった中で、森保監督にその思いを託し、やってきたこの4年間だった。そこで協会が一定の評価をしたことによってもう1回、日本代表がやったことない長期政権をやろうと決断させたのは、森保監督の能力や人望、協会からの信頼だと思っている」と話した。

長期政権ゆえのメリットは「すでに選手をいろいろ把握している。選手もやるべきサッカーや何が求められているかを理解しているところ」と指摘。一方で「長くやればやるほどマンネリ化や選手の固定化は懸念されるところ。どう払拭していき、ポジティブな面をより出していけるかが鍵」と新しい戦術や競争の重要性を強調した。

また選手としてともに戦った前田遼一氏のコーチ就任については「僕が(代表に)入りたてのカタールでのアジア杯(10年)では一緒に過ごした時間が長い選手だった。また違う立場で代表でやれる可能性があるのはなんか新鮮。コーチと選手で立場が違えば関係性も多少変わると思いますけど、人間性の部分は十分理解しているので、どういうふうになるのかなとすごく楽しみ」と心待ち。自身はW杯カタール大会後に進退で揺れたが、現在は24年1月に開催されるアジア杯出場を見据えている。

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第2次森保ジャパンは、来年3月23日に開催されるキリン・チャレンジカップが初陣に。その後、6月にも同大会を戦い、9月には海外遠征。10月にも国際親善試合をはさみ、11月からFIFAワールドカップ2026アジア2次予選兼AFCアジアカップ2027予選を戦うことになる。
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