ボーフムは21日のブンデスリーガ第16節でヘルタ・ベルリンと対戦し、3-1で勝利。トーマス・レッチ監督は試合後、日本代表FW浅野拓磨のベンチスタートを説明した。
ボーフムは56分までFWフィリップ・ホフマンの2ゴールなどで3点リード。終盤には1点返されるも貴重な勝利を収め、ホーム4連勝と調子を上げている。順位表でも17位から14位へ浮上し、ついに降格圏からの脱出に成功した。
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チームは3-1で快勝
一方、このヘルタ戦で右サイドでの先発出場が確実と見られていた浅野はベンチスタートに。72分に同ポジションで先発したFWシモン・ツォラーの代わりとして投入されている。その判断に驚いた様子の地元メディアの記者に問われたレッチ監督はこのように返答した。
「シモンは相手ボールに対するプレー、賢さにおけるクオリティが際立った選手だ。まだ自分たちの現在地を完全に把握できていない今日は、タクのずば抜けた攻撃力よりそれを優先すべきと確信していた。なのでシモンをスタートさせる考えはかなり前からあった。それにタク・アサノやゲリット・ホルトマンのようなプレーヤーたちを投入し、スピードという要素を加えることが可能になるのも大きい」